今年もやってまいりました。
松浦武四郎祭りの季節です。

しかも今年は
松浦武四郎生誕200年!

祭りは明日ですが、それに先がけて今日は、一年間かけた
「松浦武四郎 
生誕200年 記念事業」
のオープニングイベントがありました。
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新しい読者さんの中には「え?松浦武四郎さんて誰?」と思われる方もおいでだと思います。


松浦武四郎先生は、江戸末期から明治の人。

北海道全域を何度も徒歩で探査し、地図作成の偉業を成し遂げました。

「北海道」の名付け親として知られるだけでなく、アイヌ民族の人権を守るために命をかけて尽力したことから、今もアイヌの方々に慕われ、三重県松阪市の誇る郷土の偉人なのです。

それにしても、武四郎先生を愛する松阪市民の思いはそうとうなものだと、今日という今日はよくわかりました。

ちょうど良い時間に会場に着いたはずが…駐車場が満車!ガーン

土地カンがないため、無駄にぐるりと回って…やっと第二駐車場をみつけました。

少し遅刻して会場に入ると、満席どころか通路までギッシリの人人人人…。びっくり

入り口には、入りきらない人が溜まっています。


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入り口で立っていようと思いましたが。キョロキョロ

女性優位のこのての催しとは様子が違って、なぜか年配の男性が多く、あまりのヤニ臭さと加齢臭に耐えきれなくなりました。笑い泣き

「帰る?」
という選択肢がよぎるも…

決心して!
人をかき分けかき分けチュー
ずずぃと中へ進み…

何とか通路に出て、おしりの入る隙間を見つけ、地べたにしゃがみました。

ふむ。照れ

通路の壁にもたれることができて、なかなか快適。ウインク


しか〜〜し!えーん

長くしゃがんでいると足が痛い。

またまた決心して!
地べたにおしりをつけました。

床の冷たさに体温が奪われ、しんしん冷えてくる。(そのうえ舞台も全く見えない!)

そんな悪条件の中、地べた仲間は、ご年配の方々も、誰ひとり帰ろうとはしません。

おそるべし、武四郎愛!ラブ


偉いサンのご挨拶はともかく、北海道からは、アイヌ舞踊の一団や、アイヌの長(?!)などが列席され、踊りをご披露してくださったり、武四郎先生に対する思いを語ってくださったり…心にしみます。

市民参加型の劇団による、武四郎先生のお芝居もありました。

私はせっかくのお芝居の途中から、しゃがむのを諦めて地べたリアンと化し、声を聴くだけになりました。

舞台の様子がわからないと眠気が…

「ネタラカゼヒクゾー!」

……zzz


…やっと休憩タイムになりました。

ぽつぽつ帰る方がいらして、もたれていた壁の後ろの方のご厚意で、めでたく席をゲット!

中央通路で別れた、後ろのシマの一列め!  特等席です。

おしりはフカフカぬくぬくの座席!なんと素晴らしい!

目の前にジャマなアタマのひとつもない!なんてすてき!

スカッとさわやか一列めで、本日お目当ての
俳優
「宇梶剛士さん」
& 
宇梶剛士さんと、(私の)アイヌ刺繍の先生のお母様で
アイヌ文化継承者
人権普及活動家
「宇梶静江さん」
のトークを聞けることになりました。

「うしろカムイさん、ありがとうございます!」
と、お礼を言って…。おねがい

少し長くなったので、トークの感想は「つづく」です。