その集まり、私はふだんサボりぎみなのですが、毎年この日だけは参加すると決めていて、一年ぶりにお目にかかる方もたくさん。
この日に撮る恒例の記念写真、A4サイズに引き伸ばしてパウチしたものを、参加者全員が貰えます。
一ヵ月後にこれが届くの、けっこう楽しみなんです。
定点観測というのでしょうか。
パウチ写真は全部一緒に保管しているので、何年か並べると、みんなが確実に歳を重ねているのが感慨深くて。
そんななか、ずっと変わらない美貌を保つ不思議な女性がいらっしゃったり。
自分の表情から、その年、その時の、心の状態を思い出したり。
参加者が１００人ほどいるため、部屋の、ある角度からしか全員が入りません。
私たちは、部屋の床に貼られたガムテープの目じるしどおり斜めに並び、カメラマンは、隣室とのあいだの壁の上の（欄間のような役割の）窓から撮影します。
カメラマンが脚立から落ちるフリなどして、上手に笑わせてくれるので、いつもにこやかに写っているのに、悩んでいた年はやっぱり笑顔も暗い。
幸せな年は（それなりに）女っぷりが上がっています。
さて、今年の写真はどんな出来でしょうか？
できれば。
去年より少しでも成長した顔で、写っていたら良いなぁ〜〜と思うのですけれど。