週末は、待ちに待った年に一度のアイヌ刺繍講座でした。
アイヌの方がオデコに巻いている、幅広のハチマキみたいなやつで、魔除けになるそうです。
いただいたコピーを、名産松阪木綿にチャコペーパーで写し取ったところ。
この線を基に、好きな色のグラデーションで深みと流れを表現していきます。
自然とともに生きるアイヌが大好きな私ですが、残念ながらアイヌとは顔立ちが全然違うので、マタンプシ似合わないんですよね〜〜!
アイヌは縄文系、ちかぷは弥生系?
あとでホドイて、違うものに作り替えようと思っておりましたら、先生の方から
「マタンプシは日常で使わない人も多いかもしれないので、ポーチでもバッグでも良いですよ。」
と言ってくださいました。
それで、刺繍した布をGパンの脇ラインに沿って貼り付けることにして、長いマタンプシ用の布を三分の一にカット!
ところが…。
刺繍を始めると、生地の藍で指が染まりだして…
この生地は、Gパンに貼り付けるのには向かないことに気づきました。
洗濯したら藍の生地が色落ちして大惨事ですし、かといって濃い色のGパンだと、藍の紺色が引き立ちません。
う〜む…!
…何を作るかは後日考えるということにして…。
思考停止で、ひたすら刺繍。
私と友人は去年から参加の初心者ですが、20名ほどの参加者は、
「わたし?もう10年!」
「あなた、もっとよね?」
という感じで、いずれ劣らぬ巧者ぞろい。
パッチワーク、洋裁、機織り…ほとんどの方が、針仕事の指導者なのには驚きました。
分野は全然違いますが、友人も愛知で教師、私も塾で講師…。
「仮にこのメンバーで外に出て、誰かが『先生!』って呼んだら、全員が振り向くぞ!」
…妄想を楽しみながら、針を進めました。
「先生と 呼ばれるほどの 馬鹿じゃなし」
なんて句がありますけども。笑
さて、今日はクイズです。
「わたしは何色のグラデーションを選んだでしょうか?」
うわぁ!
どうでもいいクイズだなぁ!
でも、20名あまりの生徒さんが選んだ色を見ていると、不思議にその人らしくて、面白かったものだから。
うふふ
皆さんが、ちかぷをどんなヒトだと思っているか、知りたくなりました。
正解発表は刺繍部分が出来上がってから…と思いましたが、きっと間が抜けるほど遅くなるので、2.3日うちに一部だけでもグラデーションぽく仕上げてアップします。
エタラカ=でたらめ
という模様です。
これは去年習った分ですが、いざひとりでやろうとすると、真っ白に忘れている!
忘れると言えば、講座の生徒さんは平均年齢が高くて、私が2番めに若いくらいなので、ボケ防止だ脳トレだと、物忘れを嘆く話題も多かったです。
でもやはり、皆さん普段手先を動かすのがお仕事のせいか、普通の方よりシャキッとしていらっしゃるし、エタラカもちゃんとマスターしておいでみたいでした。
さあ!
エタラカも習ったし、私もアイヌ刺繍頑張ろう!
オホというチェーンステッチを、美しく刺すことが基本ですが、それ以外の針づかいも少しずつ覚えてさまざまなワザを駆使した刺繍を刺したいです。