去年の記事ですが、加筆整理して、再度アップさせていただきます。

追記もあります。
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モリゾー?びっくり

じつは繁茂した葉っぱのしたには、春にゆかしく香る数本の梅の木と、夏に涼しい畑がありました。

手入れされていた老夫婦が、数年前からいらっしゃらなくなり、いまはこんな姿に。

犬が通るのをお嫌いのようだったので、畑にいらっしゃると遠回りしておりましたけど、好きな場所でした。

人間の手が入らなくなるとたちまち元に戻っていく、自然の復元力に目を見張ります。


…生い茂った草をくぐったら、明るいあの畑と、梅の香りが迎えてくれる…。
なんて、しばし四次元の空想に遊びます。

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この土日、アイヌ刺繍を教えていただく講座に出ていました。

アイヌ民族の講師の先生からお聴きしたお話です。

↓↓
「今年は不思議な天候で、北海道に台風がきました。

台風は様々な被害をもたらしたけれど、じつは良い面もありました。

阿寒湖の水が入れ替わって、絶滅危惧種になっていた『まりも』が息を吹き替えしたのです。

自然の妙ですね。」

ええことおっしゃる先生でしょ?
俳優の宇梶剛士さんのお姉さまなんですよ❣️
剛士さんもすてきだけど、先生もタダモノではありません。ラブ


「地球に優しく」
などとよく言います。

私もそう思って、エコ活動に取り組んでいましたが、このごろは、ちょっと謙虚さが足りなかったと反省しています。

地球は、人間に優しくなんてしてもらわなくても平気のへいざ。

今の環境が壊れて、困るのは人間だけですもの。

謙虚な発想に切り変えないと、ニンゲンはかなりまずいところまできてしまいました。

何とか地球においていただけるように、あまりわがまませずに、感謝しながら暮らそうと思います。


人類がいなくなったら、大自然はいろんな方法を使って、元に戻っていくでしょう。

絶滅してしまった動植物が戻ってきて、草木がアスファルトを押しのけた地球。

人間も生きていきたいけれど、もしも無理だったならば…

…それもいいのかなあと思ったりします。

↑↑
ここまでが、去年の記事です。

今より少し文章が真面目で、こっぱずかしいですね!爆笑

なぜわざわざ出してきたかと言いますと!?

お気づきになりましたでしょうか?

この、繁茂している草のことです。

これは今年の同じ場所。↓↓
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なんと!モリゾーの正体は、葛だったのです!


先月「葛に除草剤がかかって、今年は葛のお花が見られない〜〜えーん

なんて書いたのですが、ナンノコトハナイ。
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もーぅ、そっこら中に葛!くず!クズ!
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こんなにたくさんの葛が、繁茂していたのですよ。

去年から…?

…イエ…。

たしか何年も前から…。笑い泣き

この爆発的な草むらと、可憐な花をつける葛が同一人物だったとわ〜〜!びっくり

「アレとコレとはまったくの別人」と認識して…
いえ、考えることもせずに何年も暮らしていました。

なんと、うかつなワタシ!雷アセアセ


先週あたりから、散歩タイムに覚えのある香りがするようになりました。

チューインガムに似た甘い香りです。

これは!葛の香り!おねがいキラキラ

「どこかに葛が残ってる?!キラキララブラブ

探してみましたら…。

発見!

ほら!この方。
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気づけば、容疑者は山ほど!
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葉の陰に花が咲くので気づかずに、目立つ場所に咲いている花だけ見て「葛が咲いてる!」と、喜んでいたわけでした。

去年までのわたしって…。ガーン

葉っぱの形状とか細かいことを、まるで見ていないことが、これでバレてしまいましたね。笑い泣き

なんと葛どの!「近うよれ」と言われるか!
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苦しゅうない。近う!
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自分のいい加減さにはびっくりでしたが、葛の花に今年も逢えてやっぱり嬉しいウインク

いよいよ本当に、秋のはじまりですね❣️


見破れる 眼力得たり 葉隠れの術

思いがけぬ   逢瀬嬉しや  葛の花
                                    by ちかぷ