春にいろんな野菜の種を蒔きましたが、カンジンな頃に雨続きだったこともあって、畑の成績は決して良いとは言えません。
上の写真、カメラを引いてみると、じつはこんなにたくさんのアブラムシ。笑
トマトは、ポツポツしか採れず。
ナスは、実が笑っちゃうくらい小さい。
健闘はキュウリ、ピーマン、オクラ、イチジク。
なかでもオクラは、毎日何本もの収穫があり、ひと夏堪能させてくれました。
オクラは実も美味しいのですが、花がびっくりするほど上品で愛らしい。
この花がしぼんで、そのまま実になります。
だから実は上向き！
こんなことも、育ててみるまで知らなかった。
新鮮なオクラの実を、畑でそのまま洗わずにかじることも、この夏おぼえました。
じつは、オクラを生で食べられることさえ知らなかったのです。
食事するときは感謝して、味わっていただくようにと、いろんな方がおっしゃいます。
アタマでは理解できても、なかなか実行できないワタシ…。
時間に追われてあわててかきこんだり、新聞や本を読みながら食べたり、考えごとをしながらコーヒーを飲んだり…。
この食べ方がよくないこと、わかっていたつもりでしたが、この夏、オクラに本当に教わった気がしています。
このアブラムシをパパッと払って、カリッと齧ると…（もしかしたら、まだ何匹かいるかも 笑）
…息を吐くときに、花の香りが鼻にふうわりと抜けます。（シャレじゃないよぉ！
）
）吸うときよりも吐くときに立つ花の香。
一昨日まで花だったなごりが、採ったばかりの実に隠れているのです。
目を閉じて。
深〜〜い息とともにオクラを噛んで。
オクラの実の奥にある花の香りを感じて。
（シャレです〜！）
）もうね！……
おいしくて、おいしくて
「胸」が満足するのです
甘いわけでもないし、噛んでいるとネバりが出てくる地味な野菜ですけれど、胸で味わってみると、その滋味がわかります。
（シャレです〜！）
）いつもこうして食べれば、心も満たされて、ほんの少しの食べもので、エネルギーに満ちた食事になりそう！
考えてみると、食べ物だけではありません。
香りを「きく」のも、花を愛でるのも、二胡を弾くときも、恋する気持ち
も！
も！（ト、ミエヲハル 笑）
しみじみと感じるときは、いつも胸で味わっているように思います。
パソコンは苦手ですが、ソフトを入れるときにダウンロードということをします。
ダウンロードして初めて、ソフトが使えるようになりますが、このダウンロードにあたるのが、胸で味わうことではないかと思うのです。
そう。
「胸に落とし込む」
ウワノソラで体験を流してしまわずに、深い息とともに胸に落とし込む。
胸に落とし込んで、初めて本当に感じることができるように思います。
わたしのブログのサブタイトルは、
「舞って 奏でて 微笑んで」です。
「胸で感じたときに、自然に湧いてくる笑み」をイメージしてつけました。
この夏はオクラのおかげで、今までよりも食べることを大切に考えるようになりましたが、食べるときだけでなく、生活のいろいろな場面を胸に落とし込んで、いろんなことに「うふふ」と微笑んで暮らしたいなぁと思います。
」と微笑んで暮らしたいなぁと思います。ブロ友たあなさんのブログで、オクラの花が食べられることを知りました。
エディブルフラワーとして、道の駅に売っていたそうです。
さっそく庭に出て花を食べてみたらば。
…うん。
オクラの花も、ちゃんとオクラの味がしました。笑