商業主義にも牽引され、近年は新暦７月７日に笹流し行事をすることが多いですが、本来は昨晩やるべきもの。
笹流しをする風流心は失せ果てたものの、曇り空で見えない天の川を見上げて、しばし思いを馳せました。
年に一度しか逢えない織姫と彦星…と聞くと、可哀想な気がします。
ところがどっこい！
星の寿命に換算すると、普通の恋人よりずっと頻繁にデートしてることになるそうな。
（例によって細かい数字は忘れました 
）
）意外とふたりとも、雨降りだとホッとしていたりしてね。
本も読みたいし映画も観たい。
女子会もしたいし、美容院にも行かないと…。
恋に充電時間は不可欠ですから。
♪逢えない時間が愛育てるのさ〜♪
ともあれ昨夜は、午前中の大雨がウソのよう。
織姫さん、佳境に入った織物を中断されて
「チッ！」
とか言いながらお化粧していたりして。
雨あがり かなう逢瀬や 鵲の橋
byちかぷ
織姫さんと彦星さんの逢瀬のために、鵲（カササギ）が橋を作って天の川を渡してくれるそうですが、これもしょっちゅうとなると、カササギさんも受難ですね。
カササギさんだって、自分のデートがあるのに〜〜。
雨あがり 呼び出しぼやく 鵲隊 
雨あがる これでお流れ 鵲デート
byちかぷ
ふたりが年に一度しか逢えなくなったのは、カササギが織姫のお手紙を失くしたせいなので、自業自得と言えるかも。笑
なんにせよ、決めごとは不自由。
見えぬ天の川に自由な世界を願いました。