2年前まで二胡にハマっていて、名古屋に通ってレッスンを受けていました。
11
年。
中国の楽器で、バイオリンに似た音ですが、弦は2本。クラシックを弾くには、ちと忙しい。よほどの巧者でないと。

竿と弦は離れていて、弦を押さえる位置は何の目印もありません。
そのため、ある程度音感がないとドレミが決まらない。曲にならない。
弓の運びも腕だけでなく身体全体を使い、思いを込めるには、呼吸の操作が欠かせません。
つまり…極めて難しい、奥の深い楽器なのです。

師匠の演奏をコンサートで聴いて、その叙情的な演奏に惚れ込み、そのまま弟子入りしました。
自分もあんな演奏がしたいと。
それに加えて、演奏する姿が、気功の師匠の動きに非常に似ていたことも、大きな理由です。
この方に習えば、相乗効果が生まれて、気功と二胡、両方極められると思いました。

謦咳に接して、わかったことは…。
おふたりとも胸に、ある感覚をお持ちなのです。
とてもリリカル。乙女チック。
バックにショパンの調べが流れている。
花を胸に抱いている。
でも、ちゃんと地に足のついた技がある。
いろいろな習い事をしてきましたが、私が心の中で師匠とお呼びするのは、やはりこのおふたりだけです。

二胡はレベルが上がるにつれ、師匠の求めるコミットメントも、レッスン料も上がり、主婦の習い事の域を超えました。
講師になってプロを目指すか、やめるかの選択。
あくまで習い事のスタンスでと、しばらく頑張っていましたが、お金の面も含め、続けられませんでした。

あとは自分で深めていこうと、思い決めて練習を続けていたのに、気になりながらも、ここしばらく二胡に手を触れていません。


昨夜、友人に誘ってもらって、別の二胡奏者のコンサートに行き、二胡ごころが戻ってきました。
ありがとう Y子ちゃん‼️
また頑張るよ〜

昨日のコンサートの話を書きたかったのですが、前段として、これまでの二胡経緯を、今日は書きました。
つづく…です。(^。^)