うしろのカムイ

この土日、アイヌ刺繍の講座に参加してきました。
以前から心惹かれていたアイヌ文様。
本は持っているのですが、独学ではいまひとつ針づかいがわからず、宙に浮いていたのです。
やっと習う機会を得ました。ありがたや〜！

（╹◡╹）♡
講師の先生も、とても素敵な方でした❣️

習ったのはチェーンステッチが基本でしたが、「玉止めをしない」など、糸の始末が独特。
すぐに覚えられない難しい針づかいもあります。
勘違いで他の人の倍以上、その難しい刺し方をするハメになったため、追いつくのに必死！

習いに来ていらっしゃる方がまた、皆さん「腕におぼえ」の功者揃い。どんどん仕上げて、帰って行かれるので、焦る汗る

これは、本当によくない刺繍の取り組み方だったと、あとから大反省。

アイヌ民族には、後ろに守りカムイ（守ってくれる神）「ツキ神さま」がついていてくださるという信仰があるそうです。

女性は夫や兄弟の無事をツキ神さまにお願いしながら刺繍を。男性は妻や姉妹を守る彫刻を。

刺繍や彫刻をするのは、たいせつな、ツキ神さまとの対話の時間なのです。

肝に銘じて、これからいろいろな服に魔除けの刺繍をほどこすつもりです。

アイヌ民族は、襟元や袖口など、開いているところから魔が入ると考えていて、そこに守りの文様を刺繍するそうなので。

うしろカムイに元気に働いてもらえるように、刺繍タイムを楽しみます❣️

少し恥ずかしいですが、初めての作品をアップします。

上達の伸びしろが無限大！だわね〜（╹◡╹）♡と、生暖か〜く見守ってくださいね(^_-)

チャックを閉めればコンパクトに。

赤い糸で蜘蛛の巣模様に刺してある部分、両はしだけで良いのに、真ん中もやってしまいました。

練習になったし、凝った模様になったので、結果オーライです❣️