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庭のレモンが、日に日に大きくなってきました。
正味もぎたての、まだ青いレモンで焼酎割り。
なんと風流な夫の晩酌!
私は帰りが夜遅いので、大抵晩酌終盤の(酔っぱらいの 笑)傍らで食事をします。
ミネストローネスープを飲んでいると
「そこにレモン入れたろか?」
とご機嫌の夫。
う〜む。冒険かな?と思ったけれど、
お吸い物でも、ゆずを入れたら美味しくなるしな〜。
と、頼んでみました。
夫がギュっとレモンをしぼる。

ひと口飲んで、
おお‼️(*☻-☻*)✨鮮烈✨
目の前の夫が男前に見える!

高村光太郎さんのレモン哀歌の一節を思い出しました。

「…わたしの手からとった、ひとつのレモンを
あなたのキレイな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした」

レモンは、枝のさきに実がなります。
ひと枝の先に、花がひとつ咲く。
こういう花を、立花というそうです。
だから橘。なるほどです。
柑橘系は全部、立花なんですね。(╹◡╹)♡

立花=茎の先にただひとつ咲く花と言ったら、代表的なのは、やはり蓮の花。
お釈迦さまの座っていらっしゃるのが蓮の台(うてな)であることからも、「天のものなるレモン」…天とつながる道を秘めているのが立花なのかもしれません。

キラキラ酔っぱらい   掌(たな)から天の  光ふる✨