ハロウィンという祭りが市民権を得て、何年経ったでしょうか?
高校の教科書の英文で  trick or treat と読んだ記憶があるので、その頃から知識としては知っていましたが、 遠い国のお祭り。
20年前に子育てしている頃も、まったくメジャーではなかったです。
街じゅういたるところに、かぼちゃのお化けが出現したのは、ここ数年ではないでしょうか。
特にここ2.3年、いっきに裾野が広がったように感じます。
怖い顔のかぼちゃを見るたび、いちいちドキリ。
ついに去年は、仮装して歩く子どもたちを発見!(o_o)
ネイティヴの先生に習う英会話スクールの行事らしかったけれど、日本にもハロウィンがここまで定着したか!と、しばし感慨無量で見送りました。

ハロウィンも、クリスマスやバレンタインと同じように、商業戦略で仕掛けられたイベントです。
すこし業腹だけれど、それでお金が動き、皆が楽しめる。
長く続けば、立派な文化になるのかもしれません。
小さいおばけちゃん、もちろんかわいいです。
しかし、単純に微笑ましいとも思えないのです。
子どもや若者が、魔女や悪魔の扮装をするのに、違和感が拭えません。
他愛ないイベントに目くじらたてなくても。
などと思ってもみるのだけれど。

…仮装は楽しいものです。
22歳の時、表参道をサンバチームになって踊り歩いたときの高揚感は、今でも思い出せるくらい。
細っこい足腰、淋しい胸のことなど忘れて、気分はすっかりナイスバディのサンバの女王❣️
あとで写真を見たら、表情も違う人みたいでした。

姿は、どうしたって心を支配します。
ハロウィンの悪魔の扮装の下で、どんな心が生まれるのか?
なんだか心配になります。
仮装をする前と後で、心がまったく変わらないとは、どうしても思えなくて。
どうせならもっと美しい、楽しいものに、変身するイベントをやろう〜‼️



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