同床異夢

朝の散歩は、川沿いの土手コースを通ることが多いです。
うちの犬は元気者で、もうじき10歳になるというのに、引っ張り防止のジェントルリーダーというリードなしでは、腰弱の私にはとうてい散歩などできやしません。
猫を見たり、気になる匂いがすると、理性が吹っ飛んで予測がつかない動きもします。
フンの処理をしているスキに、バックで飛びだして自転車に轢かれてから、用心して散歩は人の通らない土手がメインになりました。

同床異夢。私たちの散歩。

イヌタデを見つけて、中野重治作「おまえは歌うな」の詩を口ずさむ私。

おまえは歌うな あかままの花や とんぼの羽根を歌うな 風のささやきや 女の髪の毛の匂いを歌うな…

   

興味nothing    まちこさん。

「   ハッ！このによいは‼️     」

「しらさぎがサカナを獲ったよ！
ほらほらまちこさん、見てごらん‼️」

興味nothing まちこさん。

「おお‼️このによいは❣️」



まもなく、恐怖のひっつき虫の季節です。

今のところまだ、黄色いかわいいちゃんですが、まもなくこの花びらの、ひとひらひとひらが、とげのついた種にかわります。

犬の毛皮に付くと、取るのがひと苦労！
ひとつ変わりかけのものがあるの、おわかりでしょうか？

日に日にスタンバッてきました。
この辺のひっつき虫、毎年勢力を拡大中。

絶対まちこさんのおかげが大きいと思う。