言葉は時代とともに変化する、それは理解しているつもりです。
が、最近当たり前に使われている言葉の
「むずい」と「はずい」 は、どうも苦手です。
テレビのバラエティー番組を見ていると、とにかくやたらと聞こえてくる
「むずー」「むずいなぁ」「はずー」「はずいわ」
使うなとは言いません。
が、「難しい」「恥ずかしい」と普通に言う人がいてもいいじゃないか、と思うのです。
略語として若者言葉として「むず」「はず」は良しとしますが、
「難しい」「恥ずかしい」が消滅して「むずはず」に置き換えられてしまったような感じさえしてしまうのです。
テレビの影響は大きすぎます。
どうか普通に「難しい」「恥ずかしい」と言ってください。
それは決して 難しいことでも恥ずかしいことでもないはずですから。
と、訴えたくなるのは年齢のせいでしょうか。
そういえば昔「超」なんとか、というのが嫌で「超」が気になった時もありましたっけ。
そしていつのまにか、「超」を使うようになってしまったのでしたっけ。
さしあたって、今自分は「むずはず」を自分の口から発することはしないようにしています。
それでも思わず「むず~」と言いそうになり、慌てて「むず~かしい」とくっつけたり。
難しい時代です。
2022年1月21日