4月7日 前回の続きです。



幸座がスタートします。

まずは講師の先生が一通り書き方を説明しながら、書いていきます。

鯉のぼりからです。


講師の先生が描く様子を見ながら


  こんなふうに書けるかしら

  これはこの色?

  これはこんなふうに?

   覚えられない 

   どうしよう


と、焦ります。


先生は、


   すぐに本番ではがきに書いても良いですし、

    1回別の紙に書いてみても良いです


とは、言われますが、書き始めるまではドキドキです。


講師の先生は、


  己書に上手や下手はありません

  

と言ってくださいます。

それでも、


  やっぱり上手、下手はあるよ~


と、心の中で思います。


参加者の1人はすぐにはがきに書き始めました。

初めて書く緊張感、集中力を大事にしたいからだそうです。

他の方は、紙に一度書いてからにします。

私は、緊張で、手が震えてます。

竿がまっすぐ書けません。


参加者のみなさんは、練習したものを見て、


  もう少し、左に書かないと

      文字がかけないわ

  鯉のぼりがうまくかけない

   なんか可愛くない

  〇〇さんの目が、うまい

     目が生命だわ


と、反省します。


いよいよはがきに書きます。

参加者のみなさん、集中します。


それでも


  もう少し、こっちに書けば良かった

  鯉のぼりがふぐみたいになっちゃった

  絵はやっぱり苦手


と、自然に言葉がでます。

先生は、


  大丈夫

  それも味です

  その人が描くよさです


と、声をかけてくださいます。


それぞれはがきが仕上がりました。

その人らしい色合いと出来で、はじめて書いたように見えません。


乾かしている間に、紙と折り紙で掛け軸を作ります。

その様子は次回に。