一口に「お葬式」とは言いますけれど、これは元々が「葬儀」と「告別式」に分かれている言葉を総称して「葬式」と言っているのだそうです




葬儀とは「葬送儀礼」のことを縮めて言った言葉です


人が亡くなると「葬送儀礼」は最小限しなければなりません


ご遺体を棺に納め(納棺)

霊柩車で搬送して(出棺)

荼毘に伏す(火葬)


これが「ご葬儀」ですから,どなたであっても「しない」というわけにはいかないのだそうです




そもそも「葬式は不要である」という遺言は叶わぬことで

もしも不要だと伝えるならば「告別式はしなくていよ」と言うべき



するかしないか選択肢のあるのが「告別式」の方で、こちらは亡くなられたご本人やご遺族との社会的関係(お付き合い)などで行なわれる式典になるそうですから、するしない、規模などは自由選択できるという話でした





へぇー
お葬式とは総称でしたか

全く知りませんでした
目から鱗・パート1






ちなみに、病院で亡くなった場合 葬儀社の人が控えていて 直ぐにでもその後のこと一切を手配してくれるようですが、ご遺体を運ぶ方法は他にもあるそうです



「寝台自動車会社」というところに連絡すれば およそタクシーの10倍くらいの料金で搬送してもらえるそうですよ

火葬場に移動する時も霊柩車じゃなくても「寝台自動車会社」にお願いすれば大丈夫とのこと








昨今、あちらこちらでお墓の問題が浮上していますけれど、お墓の流行は案外歴史が浅く、庶民にまで及んだのは江戸の末期頃であったと言う説が有力です









ここからは講演の内容を少し離れますが、講師の先生の「流行」という言葉で思い出したので、付け足します







お墓の歴史を浅いと取るか、深いと取るのかはそれぞれですけれど「流行ったものはいつか廃れる」の定義に則(のっと)っているのだけは事実だと思います


お墓作りの流行った当時と現在とでは家督の譲り受けや、一家に成す子供の数、生活様式など大きな変化がありますからね



一生涯を先祖代々続く生まれた土地で暮らすという方もおられるでしょうが、そうでない方も沢山おられる

少子化問題や、欲しくても子供さんに恵まれない例なども入れると 未来永劫に渡って墓を守ることは多方面から考えても困難なことになりつつあります



墓の流行する前はどうだったのでしょう?



江戸の中期以前の庶民は一般的に合祀、合葬だったのだとか

無縁仏もあったでしょうが、その多くは自然に消えていっていたのではないでしょうか

当時は土葬が主ですから、酸性雨の降る日本では数年経てば骨は土に混じり、墓地用の土地が足りなくなるという問題は無かったというようなことを聞きました



さて
果して骨が後世まで残ることがいいのか
また「墓を守ることを子孫に突き付けたまま逝ってしまっていいのかどうか」の考え時でもあります






つづく