今の時期の、茶花に、もちいられる、とても清楚で、可憐な真っ白い花・・・
↓一人静か(ひとりしずか)
源の義経の側室、静御前にちなんでいます。
義経と別れて、一人さびしく舞を舞う姿・・・・・
涙を誘います。
↓二人静か(ふたりしずか)
静御前と、静御前の亡霊に憑かれた菜摘女
この、二人(ふたりの静御前)が、舞を舞う姿ですね。
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しづやしづ、しづのおだまき繰り返し
昔を今に、なすよしもがな。
思い返せば、古も
思い返せば、古も
恋しくもなし、憂き事の、今の恨みの、衣川、身こそは沈め、
名をば沈めぬ武士(もののふ)の、
物ごとに憂き世のならひなればと、思ふばかりぞ山桜、雪に吹きなす花の松風、
静が跡を弔ひ給へ、静が跡を弔ひ給へ。
(思い返してみると、昔の事も恋しくもない。ただ、つらかったことだけが、今も恨みに思われます。
その恨めしい事とは、義経が衣川に身を沈めたこと。
しかし、その身はたしかに沈めたけれど、その武名は沈めはせず、
りっぱな武将として名を残したのでした。
何かにつけて憂いの多いのはこの世の習い、だから仕方のないことと思うばかりなのです。
ちょうど山の桜が松風によって花の雪と吹き散らされるように。
どうぞ静御前の亡き跡をお弔いになってください。)
―以上 小学館 日本古典文学全集「謡曲一」より引用しました。―
NHKの、平清盛は、私の大好きな番組ですが、さてさて、
誰が、静御前を演じるのでしょう・・・![]()

