こんばんは。

オカダトモコです。

 

金曜の夜22時。

駅から自転車置き場まで歩いていたら

前の方で騒がしい男女の声。

 

何事かと思ったら、

酔っ払った2組のカップルが

腕を組んだり、肩を組んだりしながら、

ケタケタと笑い、歩いておりました。

 

彼らが千鳥足なので、

うっかり追いついてしまったら、

 

1組のカップルが、

濃厚にチューをしているではありませんか。

 

 

「やれやれ」と思いながら、

追い越して歩いていると、

 

後ろから、

呂律の回っていない女性の声で

 

「きょうね、

 だいすきなひとと、

 のみにいくんだ〜って、

 みんなにじまんしてきたの」

 

という声が聞こえてきました。

 

彼は

 

「そうなの?んーーーー」

 

と聞こえてきて。

 

うん。

言わずもがな。

 

 

私はいつもより早足で、

もう1組のカップルも追い越し、

自転車置き場にたどり着いて。

 

小さなため息一つついて、

愛用のおんぼろ自転車にまたがり、

秋空の中を走り出しました。

 

ああ、少し寒いなあと、

思わず首をすくめながら。

 

 

そんな私の後ろからは

「きゃー♡やだー♡」

という声が、

周りのマンションに反響して聞こえてきて

 

思わず「若いっていいよなあ」なんてね。

思ったりしてね。

 

 

・・・で、ですね。

その時ふと、思ったんですよ。

 

まるで、水曜か木曜の22時からやってる

ドラマの1話の冒頭みたいだなあって。

 

 

冴えない女が、

仕事で疲れて帰ってきたら、

 

若いカップルのいちゃいちゃに遭遇して、

「やれやれ」って思いながら

一人で家路に着く。

 

いつもの日常。

変わらぬ日常。

 

 

的な。

 

 

でも、ドラマではここから半年の間に、

 

だいたい2人ぐらいの男から好かれて、

(一人は年下、そしてイケメン)

仕事でも大きな転機なんかが訪れて、

 

辛いことがあったら、グッドタイミングで雨なんか降っちゃって

傘持ってないから濡れちゃって、

でも誰かが傘を差し伸べてくれたりして。

 

 

 

でも現実は、

 

半年経っても何も変わらない。

 

秋の風が春の風に変わって

私の年齢が一つ増えるだけ。

 

年下のイケメンから好かれることもなければ、

大きな転機もないし、

 

つらいことがあっても、雨は降らないし、

ちゃんと傘持ってるし。

もし持ってなかったらコンビニで買うし。

 

 

 

なんかそんなことを思ったら、

ドラマってすごいなあ。

非日常だなあ。

 

私の毎日って平坦だなあ。

どこまで行っても平坦だなあ。

 

とか思ったわけです。

 

 

いやはや、とりとめがなくて申し訳ない(笑)

 

 

いいんだよ、平坦で。

いいんだよな。


ビバ、平坦。

 

 

以上、オカダトモコでした。

 


明日も穏やかに生きよう。

 

 

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