こんにちは。

オカダトモコです。

 

ハリウッド映画や、ドラマの主人公のような生活をしていないせいか、

この平和な時代の平和な日本に生まれ育ったせいか、

 

 

私は生まれてこのかた「生命の危機」という場面に遭遇したことがありません。

 

 

命を狙われたこともなければ、

事件に巻き込まれたこともなければ、

大きな事故にあったこともこともない。

 

非常にありがたいことです。

 

だから、この毎日が当たり前になっていました。

 

 

先日、ニュースを賑わせたとある事件に、友人が居合わせるということがありました。

 

ニュースで見ていた時は、完全他人事だったその事件が、

「友人がその場に居合わせた」ということで、急に現実味を帯びました。

 

友人が無事だったことに、心から安堵するとともに、

友人の身に降りかかったことに、恐怖と悲しみと怒りを感じ、

 

色々考えていたら、朝になっていました。

(考えすぎ)

(知ってる)

 

 

 

それでひとつ思い出したことがあります。

数年前、御嶽山が噴火し、たくさんの方が被害に遭われたことがありました。

みなさん、覚えていますでしょうか。

 

 

その翌年、大学時代の後輩から届いた年賀状に

「実は御嶽山が噴火した時、自分も登山していました」

と書かれていて、とても驚きました。

 

「生かされたと思い、残りの人生をしっかりと生きて行きたいと思います」

 

そう書かれた年賀状を見て、

 

一体どれだけの恐怖だったのか。

生きて帰って来て何を思うのか。

 

考えれば考えるほど、胸が締め付けられるようなそんな思いをしました。

 

 

でも、すっかり忘れていたのです。

忘れっぽいもので。

 

 

 

そして昨日、関西地方で大きな地震がありました。

もしかしたら、これを読んでくださってる中にも、被害に遭われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

みなさま、大丈夫でしょうか。

 

 

ちょうどあの時間、父が新幹線で関西方面へ向かっていました。

 

 

私が暮らす愛知県でも結構揺れて、地震情報を得るためにテレビをつけたら

「大阪で震度6」という文字。

 

ちょうど父は新幹線に乗っている時間だろう。

無事だろうか。

 

もしかして新幹線が脱線していたら。

何かが倒れて来て、新幹線が事故を起こしていたら。

 

…と、心配しましたが、

おかげさまで停電で止まっただけで無事でした。ほっ。

 

 

 

でも。

 

普通に暮らしていても、

普通に過ごしていても、

 

いつ何がどうなるか分からない。

 

 

紛争地域に行くようなジャーナリストじゃなくても、

国の安全を守る仕事をしていなくても、

毒薬を扱うような研究をしていなくても、

 

 

いつどんな危険が降りかかるか、

急に命を落とす事態になるか、

本当に分からなくて、

 

 

ものすっごいギリギリのところで、

わたしたちは毎日を生きているんだと。

 

そんなことを改めて考えました。

 

 

 

 

神様がどうだとか、

そういうことを言うつもりはないけれど、

 

自分も、自分が大切にしている人も、

生きているのが当たり前じゃないんだなあ、ということ。

 

 

「また明日」

「また今度」

 

その「明日」や「今度」が来る保証はないということ。

 

 

そう思ったら、人生ちゃんと生きなきゃなって思うし、

大切な人は大切にしなきゃだし、

「大切に思っていること」を伝えなきゃだなって。

 

そんなことを思いました。

 

 

ちょっと真面目な感じでお届けしました。

 

以上、オカダトモコでした。

 

また明日。

 

生きてたらね。

 

 

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