こんばんは。
オカダトモコです。
不定期配信「独身四十路女のコラム」です。
先日、昔の職場の先輩と会って話したときのこと。
彼女は私より少し年上で、同じく独身。
短大卒でその会社に入社し、一度も転職せず今に至ります。
とっても温和で優しく、
仕事に対してもすごく真面目で、でもユーモアもあって、
尊敬している大好きな女性。
そんな彼女がビール片手に話してくれたこと。
「私が20歳で入社したとき、同じ部署に20代後半の女性がいたのね。
私は彼女を見て、
『どうしてこの人は、こんな年まで働いているんだろう』って思ったの。
本当に純粋に、そう思ったのよ。
女性は25歳までに結婚して、仕事辞めるのが「当たり前」だと思っていたし、
もちろん私もそうすると思ってたし。
だから先輩を見て、
『もうすぐ30になるのに働いているなんて、不思議だなあ』って思ったんだよね。
別に「かわいそう」とかそういうんじゃなくて、
ただ純粋に「不思議」だったんだよね。
いやー、まさか自分がその先輩をはるかに超えても働いているなんてね!
まさかまさか結婚してないだなんてね!あはは!!」
思わず一緒に笑ったけど、
多分私、
涙目だったと思う。
私が新卒で入った会社でも、
隣の営業所に30歳を少し超えた女性が2人いたんですよね。
そのうち1人が、半年後に結婚が決まって。
(お見合いだか紹介だか言ってた気がする)
うちの営業所の所長やパートのおばさまが
「よかったねえ。30過ぎて、もう無理かと思ったけど、よかったねえ」
と本当に喜んでいて。
私は私で、
「30過ぎても、結婚相手って見つかるんだなあ。」
と、
非常に失礼なことを思っていたもんです。
30過ぎなんて、
全然まだ若かったわ。
いま思えば。
てことは、
60過ぎたら、この41の自分も
「まだまだ若かった」なんて思うんですかね。
…60過ぎかあ。
どうなってるんだろうなあ。
これから進む道は順風満帆なんだろうか。
獣道でも負けずに進もう。
以上、オカダでした。