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音楽プロデューサー岡田直樹Official Blog

私も思う事を吐かないと疲れるので、

少し吐かせてください。


私がなぜコンサートプロデューサーとして長けているかというと、そこには勝算に繋がるルールがあるからです。競争率が高い時(12月)には、大きなコンサートを開催しない!競争率が低いシーズンに大きなコンサートは仕掛ける。


というルールです。


こういう時期は大きな団体や、地方自治体の第九、クリスマスコンサートなど相手に戦うのは、討ち死にいくようなものだし、私のお客様も大きなコンサートの参加者だったりします。


また、コンサートの入場料についてもです。

お客様にも月に使えるお財布事情があり、無尽蔵というわけにはいかないから、みなさん財布を使うタイミングを選ぶわけです。それを踏まえて市場データを見てみましょう。



これは今年の市場価格平均統計に沿ったものですが、競争率高い11,12月の公演は、その適性額についてオフシーズンに比べ、シビアな比較が待ってます。



次に主催と演者のパーセンテージ比率についてです。

一般のイベント会社だと事業内容誤差はあれど、主催とアーティストギャラの比率は主催が50〜70%、アーティストが30〜50%、その比率を下回るとブラックだと思います。


となると主催はリスクを負うので、当然ノルマを課すか、合唱付き演目にして参加費収入と広報活動率を上げる、皆がやることとしては補助金などでカバーするわけですよ。


次に、演奏会の会場です。


・キレイか古いか?

・駅近?遠い?

・古くても文化的歴史やそのホールでやる価値観があるかないか?

・音響

・トイレ

・スタッフの対応


そして演目です。


やりたい事と回収率は全く別事業です。


私の中で3大レクイエムとカルミナ、ドイツレクイエムは鉄板と言えます。

第九は時期を間違えると赤字になります。


オペラは黒字に出来ない。

その理由はミュージカルと違い体力が必要なため、ロングランに向かないから。

またロングランに向かえるだけの資金調達と人員調達ができないから、どこもかしこも補助金請求してるんだよな!


まず文化収益事業にするためには、「値段以上の価値があった」と言われる本番を積み重ねていく事。

そして赤字が出ないようにコントロールされている事。


話の意味が全て分かった時に、

・参加すべきコンサートかそうでないか?

・いくべきかいかない方がいいか?

・応援すべきか否か…


を判断できるでしょう。