こんにちは。
今日も良いお天気です。
今日は昨日と違って24度位とか多少は凌ぎ良いかも知れません。
今日の株式市場前場15,000円台を軽く越え、後場もシッカリです。
昨日も書きましたが、このまま行くと、参加者全員が億万長者に
成ってしまいまァス!
昨日に引き続き山田 順氏の目が醒めるような記事をどうぞ!
あなたの人生観・経済展望観が一変しますよ!
この記事読んだ人と読まなかった人では今後の生き方まで大きく
変革してしまうと思います。
そのくらい重要な記事です。
敢えて、私見は挟まないようにします。
では、どうぞ!
なぜ日本人はいくら働いても幸せになれないのか?
アベノミクスはこれを解決しない!
山田 順 作家、ジャーナリスト、出版プロデューサー
2013年5月4日 2時55分
■アベノミクスは日本を覆う閉塞感を取り除けるのか?
ゴールデンウィーク中なので、日本の市場も政府も
休みである。
政治家は外遊し、官僚も休んでいる。
しかし、GWが終われば、いよいよアベノミクスの
「第三の矢」である成長戦略の策定が本格化する。
そこで聞きたい。
あなたはアベノミクスのストーリーを
本気で信じていますか?
できることなら私も信じたい。日本復活を望みたい。
しかし、残念ながら、私は信じられないでいる。
今回はこのことを整理して書く。
現在、日本を覆う閉塞感。
それはひと言で言うと、「なぜ私たちはいくら働いても
幸せになれないのか?」ということだろう。
これをアベノミクスは解消できるかのように言っている。
しかし、それは幻だ。
なぜなら、アベノミクスは日本を覆う閉塞感の根本原因に
まったく切り込んでいないからだ。
閉塞感の根本原因とはなにか?
それは、日本政府が積み上げてしまった巨大な債務だ。
■国家でさえ民間企業や家庭と同じように破産する
まず、よく考えていただきたい。
なぜ、日本は今日までGDP比で2倍以上という、
世界のどの国でもありえない約1000兆円もの巨大債務を
積み上げることができたのだろうか?と……。
その答えは、誰も「返せ!」と言わないからだ。
もし、これが民間の債務なら、債権者は疑心暗鬼になって
何度も催促しているはずだ。
貸し手がいちばん恐れるのが貸し倒れだからだ。
しかし、借り手が政府となると、現在の金融システムでは
貸し倒れはありえない(リスクフリー債権)
という設定になっている。
この世界には、政府、つまり国家権力以上の権力は
あり得ないからだ。
では、この設定は間違いないのだろうか?
そうではない。
ギリシャやアルゼンチンを見れば明らかなように、
国家も借金を踏み倒す。
国家でさえ民間企業や家庭と同じように破産するからだ。
しかし、日本はなぜか破産しないことになっている。
これまで、さんざん財政破綻が警告されたにもかかわらず、
その兆候さえない。
だから、財政破綻を言うと、最近では異端者扱いされ、
リフレ派と言われる人々やその支持者から総攻撃にあう。
「国家破産はありえない」というような、
信じ難き本を書く人間も出てくる。
その根拠は、「日本政府は国内から借金している。
ギリシャのように海外から借りているわけではない」
というのだ。
確かにそのとおりだが、国内だろうと国外だろうと、
債権者がいて返済を催促され、その原資がないとわかれば
破綻するのだ。
そうでなければ、資本主義は成り立たない。
■国債の「本当の債権者」は国民自身というジレンマ
いまのところ日本国債は「最強」ということになっている。
なにしろ、世界のどの国の国債より金利が低い。
しかし、本当に最強なのだろうか?
日本国債が「最強」と思われているのは、じつは、
本当の貸し手である国民と企業が返済を請求できない
ところにある。
現在、日本国債はその9割以上が、日本国内で消化され、
その保有者は主に銀行と保険会社である。
銀行のうちゆうちょ銀行はとくに保有比率が高く
約170兆円 の預金残高のうち、8割以上約140兆円が国債だ。
メガバンク3行も預金のうち3割~4割が国債だ。
三菱UFJFG約45兆円、みずほFG約30兆円、
三井住友FG26兆円といずれも巨額である。
このように国債の保有者は、名目上は金融機関である。
しかし、その購入資金は家計や企業が金融機関に預けた
金融資産である。
だから、「本当の債権者」は国民自身である。
つまり、日本政府は国民からお金を借りているから、
いざとなったら踏み倒せるので、
借金を重ねているのである。
■肌感覚「政府は巨大債務を返せない」
が成長を阻んでいる
前記したように、この世界に国家以上の権力はない。
したがって、国家はお金がほしければ
徴税権を行使すればいい。
つまり、国債の担保は私たちの税金なのである。
ということは、本当の債権者である国民は、
債権の権利を行使して取り立てを行うと、
自分自身の首を絞めることになる。
これでは、取り立てができるわけがない。
このことを多くの国民はうすうす気がついていると思う。
しかし、これを認めると自分で負担しなければならない
ので、知らないふりをするしかない。
もちろん、この構造をまったく知らない国民もいるだろう。
ただ、いずれにせよ、この国が閉塞感におおわれ、
将来不安が増していることは、
肌感覚でわかっているはずだ。
この肌感覚、「おそらく政府は巨大債務を返せない」が、
日本の成長を阻んでいるのだ。
■民間の借金と政府の借金の大きな違いとはなにか?
では、ここで、政府債務と民間債務を比較してみよう。
民間債務は前記したように貸し倒れリスクがある。
したがって、貸し手は常に借り手を監視する。
だから、借り手は必死に働き、金利を払う。
事業者なら自身の事業に専心し、なんとか早く
返済しようとする。
これによって、お金は世の中を巡り、
取引は活発化し、経済も回るし、成長もある。
しかし、政府はこのような努力をする必要がない。
必死になって返さなくとも、理論的に徴税権を行使すれば
いいし、政府に監督されている金融機関は残高がある限り、
政府の言うことを聞いて国債を買うしかないからだ。
これで、はたして政府が本当に仕事をするだろうか?
国債で吸い上げたお金をばらまくだけで、本気で借金を
返そうとするだろうか?
バブル崩壊以後、国債発行によるばらまきが行われても
いっこうに景気が浮揚しなかったのは、ここに原因がある。
これとアベノミクスとどこが違うのだろうか?
自国民から借金するということは、
このような放漫財政を招くだけなのだ。
これなら、海外から借金したほうが、
国際的な信用を失うというリスクがある分、
まだましだと言えよう。
■国債の大量発行ができたのはデフレ下で
超低金利が続いたから
それでは、なぜアベノミクスのような、これまでと
規模が大きいだけで中身は変わらない異常な政策が
打ち出されたのだろうか?
うがった見方をすれば、これでインフレにして、
政府債務を減らしてしまおうと考えたからとも言える。
もちろん、リフレ派が本気で景気回復ができると
信じたこともあるだろう。
しかし、どうみても、この目論見は成功確率が極めて低い。
これまで、政府が大量の国債消化(つまり借金)を
続けられたのは、デフレの下で金利が
異常に低かったからだ。
しかし、インフレになり、そのインフレ率が2%などと
いうマイルドなものでなくなれば、
国債価格が大きく下落してしまう。
金利が上昇して、国債価格が下落すれば、
当然金融機関には損失が発生する。
実際に決算毎に損失計上をする必要があるかどうかは、
国債の保有区分にもよる。
しかし、損失が表面化しようがしまいが、
資産が劣化するのは同じことだ。
4月17日に出た「日銀レポート」によると、
銀行の損出額は金利1%の上昇で6.6兆円となっている。
これでは、数%の金利上昇で、
金融機関はほとんど倒産してしまう。
☆☆☆
本当に日本丸は何処に行ってしますのでしょうか?
経済問題よりも、沖縄慰安婦発言問題での維新の二人の発言が
日本を危うくしそうですね。
どこまでも馬鹿なのか「政治家」なんですから!
考えた発言しろよ!
山田 順
作家、ジャーナリスト、出版プロデューサー
1976年立教大学卒業後、光文社入社。
2002年『光文社 ペーパーバックス』を創刊し編集長。
2010年からフリーランス。作家、ジャーナリストとして
取材・執筆活動をしながら、紙と電子の両方の出版
プロデュースも手掛ける。
専門分野は、メディア、経済、ビジネス。
著書に『出版大崩壊』『資産フライト』
(ともに文春新書)、『円が消滅する日』(日文新書)、
『新聞・出版 絶望未来』(東洋経済新報社)など。
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