引き続いてチャンピオン戦レポ後半です。

 第2ラウンド⑥は初形から41馬同玉42金の実現かと思いながら34香から考え始めました。がこれは詰まず、35香と打つのが正解。34の中合に苦戦しながらも割とすんなり解けました。

 ⑦は63銀中合、74金合と重めの合駒が出てきましたが比較的解きやすかったです。

 ⑧は有力な初手が3通り。47桂だけは絶対ないなと思い、36歩から手を付け始めました。ですがこれもどうやら詰まないことが分かり、初手は24銀と確定することができました。初手が分かった後は収束まで一気。途中46桂が味の良い一手でした。

 ⑨は初形と持駒を見て既視感を覚えました。これはもう半分解けたも同然と思いながら取り掛かるも大苦戦。最初の26金捨てに気付くのにかなりの時間がかかりました。加えて17銀、同竜に38角、27銀合、25銀、15玉、16歩、同竜、同銀、同銀不成と進めてしまい、紛れに嵌ってしまいました。正解が分かった後はやはり見たことある手順だなあと感じながら⑩へ。

 ⑩は56銀、同玉、67銀、46玉、47金、55玉、66銀、44玉・・・みたいなことを考えていたら時間が無くなりました。ということで残り3分のところで退出。某氏に勝つにはこれしかないという思いでした。

 結果は40点で前半と合わせて71点。総合成績では同率16位、アマチュアでは3位となり、某氏には3分の差で勝利。やっぱり途中退出って大事ですね。来年はきちんと全解できるように鍛えておきたいと思います。

 

藤井@詰将棋の方の藤井ですと言える日は来るのでしょうか