人間が持つ「才能」や「能力」を表す英語に『Talent』と『Gift』という表現があります。

皆さんもよく耳にされる言葉だと思います。

ただ、一般的にイメージされる「タレント」は芸能人を連想し、「ギフト」は、贈り物をイメージするのではないでしょうか。

実は、『Talent』の意味は、生まれつきの秀でた特殊な「才能」の事。
ビジネス手腕やリーダーシップなど、上手なものなら何でも表します。

生まれながらに備わっていると言っても 『Gift』 程のものではなく、ある程度努力によって身につけてゆける才能とも言えます。

一方『Gift』とは、本来、『Gift from God』を意味し、神から与えられた「天賦の才」の事。

『Talent 』よりもさらに優れた才能とされ、芸術や学問の分野での飛び抜けた才能を持つ人の能力として使われたりします。

今、HLD Lab は、知的障害者の人の就労支援を行なっている方々と連携した活動を行なっています。

平塚にある「スタジオクーカ」は30年以上にわたり知的障害を持つ人たちのGift 発掘と就労支援をされています。

https://www.studiocooca.com/

関根社長は、私の小学校時代の同窓生でもあり、この活動を最近知ることになりました。

スタジオ見学をした時に、アート『Gift』を与えられたクリエイターが多くいる事に驚くとともに、ある想いが湧いてきました。

組織で総務人事の仕事をしている時に「障害者雇用」促進を進めたいたのですが、担当してもらう職種としては、主にルーティン作業やフィジカルワークを想定していました。

でも、彼等の作品をみていると、「アートクリエイター」として、オフィスや公共の空間「場」に「潤い」と「愛」の創作物を掲示・展示しゆく事により、「感性場」の演出アイテムとして貢献してもらえるのでは!とのアイデア。

要は、クリエイターとして「創作活動」に就労してもらい、創作された作品は、ワークプレイスに設置、掲示してゆくのです。

スタジオクーカには、既に創作品に相当の価値評価得ている「アーティスト」がいます。
作品が売れる事により、生活基盤も安定してきます。

『Gift』Finder としての社会活動を、SDGs理念の文脈に載せて社会に普及させてゆくソーシャル・プロデュース!
HLD Lab 「幸福社会場創造」の活動です。