みなさん、こんにちは。

さて、今週は3連休です。やっぱり3つ休みがあるとうれしい!

 

とは言え、遠出する予定はありません。梅雨ですし、人も多いしで、暇にまかせてちょっと馬券を買って負けてしまいました。まあ、こんなときもあるかで・・ゆっくり過ごそうかと思っています。

 

金曜日の仕事終わりで、精神科医でカウンセラー、コメンテーターでもお馴染みの、名越康文先生の講座に行ってきました。

大学の公開講座ですが、学生さんも単位が取れる対象になっているので、半分から1/3が学生さんです。毎年、月一で年間10回程度あります。

 

昔は、このような大学の心理学系の公開講座も多くあったのですが、最近は少なくなりました。大学にもメリットあまりないんでしょうね。心理学も根強いですが、ブームもちょっと去った気もします。とは言え、人間を研究するという点では非常に面白いと思います。時代も変わって人の心も変わりますが、何となく、普遍的なものもあり、古い体系でも参考になることは多いです。

 

この講座ですが毎回奥が深い内容です。名越先生は目線や見立てが奥が深いなと感じます。

若い人にはまだピンとこないかもしれませんが、のちのち自分がピンチにたったとき、役に立つこともきっと出てくると思いますね。引き出し(今風ではサーバー?、クラウド?)にはたくさんデータを保存しておいた方があとあと引き出せます。

 

さて、私も、人間や、心のことを、真面目に考え出したのが30代前半くらいからでしょうか。

 

それまでは自分が何者なのかとか、なぜうまく行かないのか?、どのように生きていけばよいのか、死んだ方が楽になるんじゃないかとか・・・そんなことばかり考えていました。

 

”だいたいちょっと変わっているので生きづらいのです”

 

そのような問題を解決したいなと思って、本格的に本を読み漁る、心理学を勉強する、講座に行くとか、スピリチャルの方に手を出すとか・・。そんな感じで30年近く経ちました。

 

ほとんどの悩み深き人は、そこに手を出しても、途中でやめるとか、スピリチャルが高じて変な方向にいくとかになってしまうのですが、私の場合は、一応世間の端っこで同じようなトーンで、この年までまだやっているという珍しいタイプの人間です。

 

”昨日の大学での講座も60近い人はあまりいないです”、まあ60近くなると、諦めもつくんでしょうね。私はかなりしつこい人間かも知れません。

 

最近では、ヨガや太極拳もやっていますが、これについても運動という意味もあるのですが、人とは何か、心とは何か、いうことを追求することも含まれています。

 

まあ、この心とは、人間とは、悟りとは・・ということを自分なりに追求するのは、きっと死ぬまでやるんでしょうね。

 

それは”好きだから”ということ以外にないのかなとも思います。ちょっとした変態さんです。家族には多少迷惑をかけているかもですが、まあ、それもいいと思います。

 

きっと、高名な哲学者や高僧、聖人などが解き明かせなかったことを自分が解き明かせる、なんてことはありません。

それでも、自分なりに、何か納得がいくものを捜したい、それだけかもしれません。

 

”楽しんで思いつめず、マイペースでこれからも追求したいと思います”