先週末のチャンピオンシップ準々決勝で敗退し、B.LEAGUE 2017-18シーズンのチャレンジが終了しました。

今シーズンのハンナリーズは毎週のように成長を感じられるとても楽しいチームでした。若く勢いのある選手たちがたくさん入ってきてくれたので、最初はバタバタして大変でしたが終盤戦は本当にみんなが頼もしく思えました。

ブースターの皆さんの熱量も日を追うごとに高まっていったように感じました。それは観客動員数にも表れていますし、フロントスタッフの頑張りも目立ったシーズンだったと思います。チームもスタッフもブースターの皆さんも、京都ハンナリーズとして一緒に成長できたシーズンだったんじゃないかなぁ、と勝手に振り返っています。

初の天皇杯ベスト4、初のチャンピオンシップ出場、どちらも京都ハンナリーズの新しい歴史を切り開いた出来事ですし、その一員として一緒に戦えたことを誇りに思います。チームメイトもスタッフも皆素晴らしく、非常に恵まれたシーズンでした。

一方で、強豪チームには1年や2年ではなれません。結果だけ見れば強豪チームと肩を並べることができましたが、ハンナリーズが周囲から満場一致でそう呼ばれるようになるにはもう少し時間がかかると思います。「強豪チームたる文化」がなければ、継続的に勝つことは出来ないのです。

ハンナリーズは着々とその階段を登っている途中だと思いますが、さらに成長できる伸び代を大きく残したままシーズンを終えたとも感じています。最後までベストメンバーで臨めなかったことだけは唯一の心残りとなりましたが、それも含めてこのチーム、このシーズンだと思います。来シーズン以降の貴重な経験となったはずです。

個人的には、今シーズンもまたレギュラーシーズン60試合+α、全ての試合でコートに立つことが出来たことへの達成感と、コートに送り出してくれたチームへ感謝の気持ちでいっぱいです。やはりコートにいる時間が一番楽しいです。長いシーズン、痛い箇所はあちこちありましたが・・・なんだかんだでプレーしたいという気持ちが勝ってしまうあたり、まだまだ若いんだと思います。

改めまして、今シーズン応援してくださった皆さんありがとうございました。Bリーグが終わったらすぐに3x3のシーズンが始まりますので、年中バスケを観たい人はぜひそちらにも注目していてください。

 

CS後に。アルバルク東京の正中岳城。11年一緒にプレーした同期です。
記者の方が写真送ってくれました。頑張れよ!