そろそろ本格化してきましたね。

先日、でかけた先で丸山弁護士が演説していたので写メってきました。

ShowLetter.jpg

ついでに握手までしてもらっちゃいました。
フツーに人のよいおっちゃんって感じでした。
僕は国際政治経済学部でしたが、政治が結構嫌いでした。

理由はなんとなく暗記ばっかで面白くないと思ったからです。

でも政治学と経済学が「政経」ってセットになる理由に気付いてからは、そこそこ興味を持ち始めました。政治こそ、経済学的に考えることのできるモノだったんですね。気付くのが少し遅かったです。


一つ問題を。

Q、「年金問題が発生しています。国の借金が増え、年金支給にまわすお金がそろそろ無くなってしまう状況です。」以下の2択を投票で選んでください。


1、とりあえず議論は先送り

2、今すぐ議論する


どちらに票は集まりやすいでしょう?
通常なら、2ですよね。
でも現状の日本の政治システムだと1になり得るんです。

当然、こんな二択では出てきやしないんですけど、要は「そういう方向に向かいやすい」ってことが言いたいんです。

理由は想像してみてください。

年金問題が何年経っても先送り先送りされてきたのには、ひょっとしたらそんなところに理由があったのかもしれません。経済学的に言うと「見えざる手」の失敗例かな。

民主主義は万能ではありません。
いくつかの欠点があります。

似たような事例が小さな団体でもありました。
プロ化を先送り先送りしてきたあるスポーツ団体です。こっちの理由はもっと単純です。ま、もっとも、スポーツ界はハナから民主主義ではないようですが・・・。


政治家ってのは弁護士と似たようなもんだと思っています。

とにかく自分の言っている事が正しいと思わせるように理屈を並べて説得するわけですから、各派閥の弁護合戦みたいな感じですね。あとはたまにプロレス合戦が発生するくらい。

国民も本来ならば政策を見るべきだけど、不祥事やメディアの報道次第で世論はグラグラ揺れます。

ちょっと前にはメールが偽物か本物かで一大事です。高い水を飲んでも一大事です。原爆容認しても一大事で、社保庁がネコババしてたらそりゃあ一大事ですが。

貴重な話し合いの時間を自分たちのおしりふきの時間に使わないでもっと他のことを議論してください・・・というのが、毎回の皆さんの本音でしょうか。


休日をつぶしてまで投票に行くのはもったいないという行動は、コストとベネフィットの関係から立派に経済的合理性があるわけで、そこを早く解決するのも政府の役目です。

選挙にネットを使うことに慎重すぎるってのも、なーんか恣意性が混じりこんでいる気がします。本当は一気に投票率が上がるのが恐いだけだったりして。

仮にネット投票が施行されたら、さっき言ったグラグラ揺れる層よりも、もっとグラッングランに揺れる層が「参入」してくるんだろうなぁ。

それじゃあ余計に冒頭のような芸能人やらその他著名人ひっぱりだしてとにかく票を稼がなきゃいけなくなっちゃいますよねぇ。

やっぱり「政治ゲーム」という名前がうってつけですね。


と、中途半端にダラダラ書きなぐってやりました~

終わり。


※ご質問にありましたが、たぶん岡田、正中はユニバによりアルバルクデーは参加できません。