こんにちは。

さてさて、このブログは圧倒的にバスケ関連の方がご覧になっていると思うので、興味は薄いかと思いますが、せっかくですから僕が目指している公認会計士について少しお話したいと思います。公認会計士ってどんな職業かご存知でしょうか?

公認会計士資格とは、会計系では最高峰の国家資格であって、よく司法試験等とも並べられて三大難関試験の一つと言われることもあります。

仕事の内容は様々ですが、大別すると4つほどです(専門学校のパンフより)。

①税理士の資格も一緒に取得することができるので、税務関連の業務をしたり、②会計系の知識を生かしてコンサルタントをしたり、③一般企業の中に入ってエキスパートとして活躍したり。④そして一番のメインは、会計士にしか出来ない業務として、「監査」があります。監査業務は会計士の独占業務で、この資格を持っていないとすることは出来ません。

「監査」とは噛み砕いて言うならば、世の中にある企業の決算書(→正式には「財務諸表」と呼びます)をチェックをして、「この決算書には嘘がなく、ちゃんと正しく作られていますよ」というお墨付きを出すことです。

例えば、ある企業が、本当は赤字なのに「今期は一億円の儲けでした。」という嘘の決算を発表したとしましょう。要は「粉飾決算」というやつです。(最近だとカネボウ、ライブドア、日興コーディアル証券がやりました。)

我々庶民にはそれが嘘だと見抜く術がほとんどありません。そこで、公認会計士が決算書をチェックして、「この決算書には嘘がありません」と保証してくれるわけです。この企業の場合、会計士たちを欺くほど嘘が巧みでない限り、監査を通過することができませんので、通常は世の中に嘘の決算書が公表されることはありません。

企業側からすれば、厳しい監査を通過しないといけないし、お金もかかるので、会計士はめんどくさい存在かもしれません。ですが、監査をきちんと受けることによって信用を得られるので、投資家からお金を集めやすくなりますし、銀行からもお金を借りやすくなります。みんなにメリットがあるということですね。

「会計士は企業集団の中の警察みたいなものですね」
と、専門学校の講師がたまに言っています。かっこよくいうとそんな感じなんですが、実際は結構地味な仕事だったりもするので今のところあまり知名度は高くありませんね。


ところで、この資格を取るためにどのくらい勉強しているかといいますと、自分の場合、一日6時間確保することが目標です。

一日6時間って多いと思います?

同じ会計士受験生からしてみると、これはかなり少ない部類に入るんじゃないかなと思います。通常の受験生はたぶん8~10時間とかが一般的で、もっとやっている人も別に珍しくないと思います。それを2年3年続けて合格出来ない人も、挑戦自体を諦める人もたくさんいます。あくまで勉強時間は目安にしかなりませんけどね。

そんな過酷な試験をどのようにバスケと両立していくのか、今までどういう風にしてきたのか、そんなこともいつかは書いていけたらなとは思っています。



あ、そうだ。

僕は「資格の学校TAC」で勉強をしているのですが、メインが通信講座のため受験仲間がほとんどいません。

たまに新宿TAC・立川TAC・渋谷TACに行ってますので、もしこのブログを見た方で会計士を目指す方がいたら是非友達になってくださいな。

うーん・・友達いない哀れキャラっぽくなってきたので、この辺にしときます。


ではでは。



(※2009年3月、一部加筆・修正、コメント非表示しています。)