先週末、宮城県白石市にて試合がありました。3月10日と11日。ちょうど、震災から1年が経過した日でした。今なお厳しい生活を余儀なくされている方もたくさんいる中、こうしてバスケットができる環境があることに感謝しなくてはいけません。


11日の試合が終わった後、タイシとニノと一緒にそのまま現地に残りました。翌12日に宮城県石巻市の子供たちに向けてバスケットボールクリニックを開くとのことで、それに参加するためです。個人的に付き合いのある方から依頼があり、今回はチームとしてではなく個人として参加させてもらいました。(Sport Solutionという団体が主催するプロジェクトです。)

震災後、体育館は避難所として使用されていて、被災地の子供たちは長い間バスケットボールをすることが出来なかったようです。大変な時にバスケットボールなんて、、、と大人は思うかもしれませんが、バスケットボールが大好きな子供たちにとってみれば、ものすごいストレスだったと思うのです。そんな彼らに思う存分バスケットボールをしてもらい、笑顔を取り戻してほしいという主催者の皆さんの想いに非常に共感しました。少しでも手助けが出来たらと思い、喜んで参加させてもらうことになったのです。

ということで、その時の写真を頂いたので少し紹介したいと思います。
(正式に許可を頂いていないものもあり、個人の認識ができないレベルに解像度を落としています。)

1.JPG

2.JPG

3.JPG

4.JPG

5.JPG

6.JPG

7.JPG

8.JPG

9.JPG

10.JPG

11.JPG

12.JPG


今回は地元であるbjリーグ仙台89ERSの日下光選手と安田壮史選手も参加して下さったため、合同でクリニックを行いました。また、元WJBL選手の神事真規子さん、レラカムイや富山グラウジーズでプレーした熊谷渡さんも一緒でした。さらに、アメリカからの助っ人コーチ・パッションも(詳しくはサイトをご覧ください)一緒でした。

クリニックの詳細はプロジェクト報告にお任せいたしますが、何より子供たちが楽しくバスケをする姿を見ることができて本当に良かったです。こうして子供たちと一緒にバスケをすることで、子供たちが笑顔を見せてくれるのなら、また何度でも協力したいです。


クリニックの前に、被害の大きかった沿岸部を見てきました。1年経った今でも凄まじい状況。本当に言葉が出ませんでした。ただ、自分の目で現状を見てこれたのは貴重な経験でした。自分に出来ることは少ないのかもしれませんが、一日も早い復興を祈り、小さなことでもいいので支援を続けていきたいと思っています。