前述の通り、5月24日に短答式を受けてきました。

(この記事は数少ない会計士受験生向けに書くので、中身については今回配慮していないのでご容赦下さい。同じ受験生の方は、よかったらコメントくださいね。)


簡単にですが各科目感想をつらつらと。


【企業法】

企業法は一番得意な科目なので、ここで良いスタートを切って次を気持ちよく受けられたらなと思っていました。昨年は上出来すぎる95点だったこともあり、難化するだろうとの予想を加味しても、少なくとも8割以上でアドバンテージをとろうと皮算用していたところでした。案の定やや難しくなっていましたね。

問3の特例有限会社はTACでは未対策なので、一般常識で考えると名称に有限会社はmustだろうなくらいしか切れず。あとは推定するしかないなと。社債と会計監査人、どっちかが不可という二択まで絞ったところであえなくはずす。「持分会社は社債を発行できない~(誤)」という×の肢がよく答練で出ていたな~と頭に浮かんだんで、その対比で逆でいこうと思いましたが、カンケーなしでしたか。
問19の特定有価証券はなぜか疑うことなく即答で新株予約権をチョイス。まぁこれも未対策なので仕方なし。あと二問は去年くらいじっくり条文に当たることが出来ていればとれていたであろうところを落とす。ただ、もともと定款記載事項と登記事項はちょっと嫌いです。計4問落としのギリギリ80点。きついスタートとなりました。

【監査論】

机の勉強しかしていないため、実務色の濃い問題ははっきりいって苦手です。しかも通信だと講師への質問もすぐに出来ないので気になっても放っておくしかないため、スムーズに解決しないことがネックですね。今後の課題かな。監査は当初35分で終わらすことを目標、少なくとも40分と決めていましたが、ルールを守りきれず47分もかかってしまったことが管理に響く結果に。基本的な問題は落とさずに済み、75点キープ。現時点で割れてる解答にはかすりもせず。逆によかったかな。


【管理会計論】

今回最大のポイントでした。理論は十分対策したつもりだったのですが、典型的な「基準」問題で記憶が曖昧だったことや超簡単なVEの公式なんかを間違えたりしたりで、非常にもったいなかったです。絶対的な追い込み不足でした。時間内に解いた計算は落とさなかったのがせめてもの救いで、監査での時間配分ミスもあって正直かなり難しかったです。時間との戦いで焦りがありましたが、去年の教訓を生かして「他の人も時間がかかっているはず」と何度も言い聞かせ、出来るだけ慌てず落ち着いて解いていけたのが被害を最小限に抑えられた要因かもしれません。首の皮一枚残ったという感じの、60点。

【財務会計論・理論】

概フレでいきなり脅しをくらった以外は、総じて解きやすかったです。去年と比べるとだいぶ安心して切れました。2問落とし+割れているのが1問。多数派の方なので、これが転がってくるとアツいのですが・・。

【財務会計論・計算】

去年は財務で本当にボコボコにやられたので、めちゃくちゃ警戒していましたが、計算も思っていたよりかなり解きやすかったですね。対策していた企業結合・事業分離が出ず。小難しい帳簿・特商も出ず。びびっていた本支店と連結キャッシュが出なかったのには助かりました。

問13リースはなぜか怪しすぎるだろうって考え過ぎてしまい、根拠もなく移転にしてしまい、それだけで8点は痛すぎる。まんま移転外って・・本試験に呑まれたと思った瞬間です。
総合問題二問は特に驚きませんでしたが(表紙に書いてありますし心の準備はできていました)、二つ目の連結を慎重に解きすぎて一つ目の総合を解き終える時間が足りず。ただ、連結の部分時価は廃止されるからといって手薄な人もいたのでしょうか?そこんとこ通信だと情報に疎い分、助かったという感じです。連結は全面・部分ともになんの変わりもなくやってきたので無難に取れました。

【まとめ】

トータルでは去年よりは取れましたが、合格確実なラインではないのが非常に不安なところです。合格発表まであとは祈るのみです。受かっていますように。

結果はどうあれ、今回ばかりは本当に自分でも頑張ったと思います。本当に苦しかったけど、最後まで諦めずにやり遂げて良かったです。逃げなくて良かったです。どうか報われますように!


以上、メモ書きに近いですが。