簡単に会計士受験の始まりから書いていきたいと思います。

5年前、大学3年生の夏頃から勉強を始めました。2005年7月だったと思います。(目指したきっかけは別途書きます。)青山学院大学で体育会バスケ部に所属していたので、基本的には今と変わらずバスケ中心の生活ですが、大学の授業にも出なくてはいけません。昼間に専門学校に通うという選択肢は無かったので、DVD通信講座で学習することにしました。専門は大手のTACです。当初の目標はある程度長いスパンで、出来れば3年程度で合格することでした。

当時、僕は会計士試験についての知識はほぼ無く、ただ難しいということだけは知っていました。今書くと恥ずかしいのですが、選んだコースは「06年目標1年本科生」。1年足らずで合格を目指すという、勉強専念の方にとっても無茶なコースでした。さすがに1年で受かるつもりではなかったのですが、「07年目標の2年本科生コース」というのがまだ財務会計論と管理会計論だけしか始まっていなくて、どうせなら早めに他の科目のインプットだけでも一通り済ませてしまって、全体像を掴んでから07年コースの上級をまた受講したほうがいいのではないか、と安易に考えてしまったのです。この「インプットだけでも一通り済ます」ことの大変さをすぐに思い知らされることになるのです。

ちなみにTACの受付の方に軽く相談したところ、最初は「1年本科生コースを部活もやりつつ通信でやるのは正直厳しい」と言われました。しかし僕は「自分は大学で経済学を学んでいてミクロもマクロも得意だったので問題無く、簿記も2級までは独学ですんなり受かっていたので初学者ではない」などと自信たっぷりに言い張ったので、受付の方も「あぁそれなら大丈夫かもしれませんね」と折れてしまったのです。今思えば、この自信家のあほうをもっと全力で止めてくれたらよかったのですが・・・(笑)

さて、勉強が始まると、案の定ものすごいペースで発送されてくる教材を消化することは出来ず、数ヶ月経つとすぐに「とりあえずはメインの財務会計論と管理会計論だけはやろう」ということになってしまいました。論文科目の租税法や選択科目(経済学)なんて当然放置。企業法も商法大改正の時期でカタカナの条文から今の条文に変わるような時期でしたので、まるっきり放置してました。というか、他の科目を放置しないとメイン科目についていけないようなスピードで授業が進むのです。会計士試験の勉強量の膨大さをまさに身をもって知った年、それが2005年でした。

3.進路決定と会計士受験(2005年秋~2006年春)

<合格体験記目次(現在作成中・タイトルは予定)>

1.合格体験記

2.受験の始まり(2005年夏)

3.進路決定と会計士受験(2005年秋~2006年春)

4.進路決定と会計士受験②(2005年秋~2006年春)

5.会計士受験の位置づけ(2006年夏)

6.会計士試験挑戦を周囲へ公言する(2006年秋)

7.JBL一年目(2007年)

8.短答に一点差で落ちる(2008年)

9.短答に一点差で受かる(2009年)

10.論文科目合格を狙って取る(2009年)

11.論文に合格する(2010年)

利用していた予備校や受講した講師陣①

利用していた予備校や受講した講師陣②

試験直前期の心得

成績通知書