2024年7月16日 天気>曇り時々雨 風>北微風べた凪 気温>26℃前後、快適 水温>20℃前後 潮流>南→南西激流(左舷方向) 漁場>YSD周辺 タナ>15~30m
ここ数日は曇天~雨で酷暑が緩和され楽ですねえ。
今日の予報は最高気温でも30℃以下。これならオレでも頑張れるので、2週間ぶりに一義丸コマセマダイ船へ。
例年、7月は乗っ込みマダイが終了し、6月スタートのイサキも下火になるため、釣り物入れ替えまで剣崎は比較的閑散期。
我が一義丸もマダイ船は片舷3~4人とゆったりのんびり。イサキ船も、今年はたくさん釣れたので皆さんお腹いっぱいなのか客足減少気味だとか。
「まだ反応もりもりで釣ろうと思えば釣れるんですけどね」とヒューガ船長。
ただし、ここ数日は反応いっぱいなのにイサキの食いが渋ってるらしい…。
変わって、
▲ハモノが高活性で、デカワラサとカンパチが釣れたらしい…魅惑的すぎる。イサキの食い渋りは青物におびえてる?
大好物のハモノ泳がせのビッグチャンスなので、近日中にイサキ船乗船決定。イサキ釣りはエサ確保だけで、泳がせ&某ターゲットのテストをしてみる予定(船長の了承済み)。
マダイ船へ。
▲今日のユッキー船は総勢7人。曇天雨凪潮流活発濁り潮…リーチ一発ツモ四暗刻単騎32000オールみたいな(笑)。 前回切られたリベンジをせねばと鼻息荒く釣り座セットしました。
▲製作中のロッドのテストも兼ねてるのでなんか当たってほしい。
▲バットジョイント(笑)。各部位がフィックスするまではこの状態。
▲付けエサを選別中。大きくてプリッとしたオキアミが好き。
▲ヨシンデ海域到着まで船長にレクチャーしてもらいます。
要約すると、
・サバ・ソーダは相変わらず寄ってきちゃうと手に負えないのでコマセ少な目。
・毎日ハリスを切っていく大物出没中。
・5㎏アップマダイ2枚とデカワラサを何本か確保済み。
・強め仕掛けの方がいいかも。
とのこと。
先々週ぐらいに予言しましたよね、
「今年はワラサが早い。今月中に開幕しちゃうかも」と(書いてなかったっけ? 船宿でしゃべっただけかな? )。
ユッキー船長的には「うーむ?」と首をひねってるけど早いと思うんです。初期のワラサはイワシとかのベイトを食って脂ノリノリだから激ウマなんですよね、早めに釣るべし。
ということで実釣スタート。
▲かなり空が暗くぽつぽつ雨、涼しくてサイコー。Tシャツにカッパでちょうどよい天気でした。
潮が濁って釣れそうだけど、潮が反対側方向に激しく入っていくので実に釣りにくい。自分がいる右舷側は一日中潮上不利席で激渋、左舷は4人で7枚ぐらいマダイゲットと、天国と地獄でした。
▲濁りが入って空が暗く、絶対食いそうな反応が出たり入ったり。固唾をのんで竿を見るけど当たらん。
▲新竿の使い心地チェックも兼ねて必要以上に誘ってみるけど、ソーダが時々邪魔してくるぐらい。それとアジとイサキ小も結構頻繁に当たってきました。
▲新竿は全長を10センチ詰めただけなのにずいぶん軽く感じる。ソーダMax巻き上げでもバットが残るこの調子がUB製オリジナルブランクの特徴で、いい感じです。
▲つい先日、Aちゃんが同型竿でデカワラサをゲットして、いい感じに曲がったというから強度は文句なし。国産の最高級ブランク凄し。
そんな感じでソーダと戯れていると左前のs本さんにビッグヒット!
大ダイかワラサかさっぱりわからない強い引きをいなし、ワラサゲット。
見物から戻ると自分の竿がクンクン、ちびタイとイサキが一荷で付いてた…PB脱出、ラッキー(笑)。
さらに左舷側でヒットが続き、マダイが次々に確保されていきます。トモに行く激流だけど表層流だけかっ飛ぶ典型的二枚潮っぽく、両トモはあたりが遠い…。
朝からハリス4号縛りでやってたけど、当たらないので3.5号、3号にサイズダウン。いつもの悪い癖…このままではまた切られるので3号は封印して3.5と4号をとっかえひっかえ。
濁りがきついので短めでやってたけど左舷しか釣れないので少しハリス延長しようかと迷ってると、
▲リキヤさんにビッグヒット!! ぴぴーッと糸が激走。「走るだけ走らせてゆっくりやりましょう」と声をかけて応援。微妙にクンクンするようだけど、「どっちかわかりませんよ」と。マダイなら5㎏アップ間違いなしだけど…。
▲剛樹の最新マダイロッドが素晴らしい曲がりです。
自分的には、究極のマダイロッドの指標は常に剛樹。装飾等も含め、ビルダーの夢とあこがれが詰まってます。
竿の弾力を活かして上がってきたのは、
▲でっかく太いワラサ、5㎏級でした。この海域には3㎏級のレギュラーサイズから7㎏アップのワラブリ級(泳がせで確認済み)が潜んでいます。
コマセを食い始めているので、マジでXデーが近いかも。
潮が緩んできた後半戦。
激反応がこれでもかと入ってきますが右舷は撃沈モードで誰も当たらない…困った。3.5号長め玉付き仕掛けにフィックスし、無我の境地で手返ししてると、
▲ギューン。左舷側に一直線に糸が出る~。
▲左舷側にお邪魔してやりとり。最初の突っ込みが凄かったからワラサか大ダイかと思ったら、止まったらすんなり。
▲曲がりテストがばっちりできました。リキヤさんありがとー。
▲この状況下では納得の3㎏弱ゲット。タナ15~20mぐらいだと引きの強さがやばい、3号封印しといてよかった(笑)。
という感じで終了。
船中マダイ0~3枚で2枚が3人。大物っぽいバラシもちらほらあったようです。
イサキ、アジ、ウマズラ、マダイ、イラ、ワラサ、サバソーダ等が当たってくるので忙しいけどおかずはばっちり。
相変わらず難しさMax状態だけど、ロマンがあるのでチャレンジしてみてくださいな。
バイバイ