2022年 12月19日 天気>晴れ 風>南西2→10m凪ぎ(走水は南の風にめっぽう強い漁場) 気温>3~12℃ 水温>・・・℃ 漁場>走水沖 水深>45~65m 潮流>北東

 

  走水でアジ&プラスαの釣りに行ってきました。

 

▲走水でいつもお世話になっている教至丸(のりゆりまる)さんのアジ乗合船にお邪魔してきました。

 

ヤス船長に最近の状況をお伺いします。

「朝は中型アジの数釣り、終盤に大アジ狙いの場所に行くという定番パターンの予定です。アジの外道でクロダイとマダイが結構混じりますよ。あっちの方はかなりレアで、平べったい方が数出てます」とのこと。本当はマダイを専門に狙ってみたいけどオマツリしたりでなかなかねえ・・・。

▲今季一番の冷え込み・気温3℃だけど、無風ベタ凪快晴の海が爽快。定時に走水港を出て5分の漁場へ。

▲本日は次第に南西風が吹きつのってきたけど海は平らで全く問題なし。南風にめっぽう強い反面、北風強風に弱いのが特徴。

 

最初の場所でスタートして5分、10分、なかなか当たらない。

何度も手返しして15分ぐらいするとやっとアタリが出始め、コンスタントにヒットしてきます。

 

この場所は小~中アジメインのはずなのに、いきなり大アジ登場。今日は型が良くて中~大アジクラスばかり。エサにならない嬉しい誤算。

 

体高があって素晴らしい魚体のアジばかりだからそのまま集中してアジ釣りに専念すれば良いのに、ブリや大ビラメが気になって我慢できん(笑)。

 

前回釣った8.5㎏ブリ2本が両方とも過去最高の身質で絶品過ぎてびっくりしたという両御大の話を聞かされ、是非とも再びゲットしたい。そして、この海域で10㎏アップヒラメをゲットするというのが一つの夢の目標。

 

なので、先端にセットしたいたずらロッド専従。「船長、オレのアジゲット数はカウントに入れないでね。戦力外でシクヨロ」って感じ(笑)。

▲でもって、ヒラメ狙いにはちょっと大きすぎる感じだけど、すかさずアジ投入。

 

エサにするアジはとりあえずキープし、足りなくなったらsゴーさんの小アジを強奪しちゃえばいいということで、

▲ヒラメメインの低めのタナを中心に探っていきます。でもまあ、専従でやるほどアタリは無いのですぐ飽きちゃうんですよねえ。1日やってアタリ無しも普通、数回でもヒットがあれば良いぐらいの釣りです、普通にアジ釣りしてる方が美味しい・・・。

 

あまりに無反応なのでエサチェックのためにゆっくり巻き上げてくると20mぐらい巻いたところでガツッ、ギュイーンと竿が突っ込んだ!

▲オリャーっと合わせるときつめドラグから糸がビシャー。巻き上げ途中で当たるのはワラサが多いイメージだけど、これはブリクラスっぽいので慎重に巻き上げます。

▲途中の鋭い突っ込みの重量感がたまらない。でも、ヒラメを意識した仕掛けなので無理できないし、バレそうでガクブル・・・。

▲「だいぶ弱ってきたかな」で残り25m。

 

残り15m、

▲ラストランでギュイーン。ドラグが滑って5m疾走でプンッ・・・。

▲「やってまった、オーマイガー!!」。

▲仕掛けそのままのすっぽ抜け・・・アジがしゃぶられたような状態なので間違いなくブリだったなあ。この痛恨感、例えようがない。

▲一方、船中アジのヒットが多くなってきて、みなさんバリバリ釣っていきます。

 

一方こちらでは、仕掛けを太く・針を大きくして再投入し、ヒットパターンをなぞるように何度も何度も誘ってみるけど無反応。

この仕掛けじゃダメなのかもと、最初の仕掛けパターンに戻して底周辺を探っているとガクガクッ。

▲ガックンガックンするけどなかなか突っ込まないこの感じはヒラメかドチ公。竿がいい加減突っ込んだところで合わせると乗った~! ドチほど重くない・強くないこの引きはあれに違いない。

 

無事にランディングに成功したのは、

▲良型のヒラメ!

▲皮一枚の刺さり・・・紙一重。ちょっとでも強引になったらバレてたなあ。さっきのブリもきっとこんな刺さりで唇が切れたんでしょう。

▲船上計量でデジタル計が4㎏をいったりきたり。ジャスト4㎏と言うことにしよう。

▲45Lクーラーにジャストサイズ。途中から順調そのものになったアジもいっぱい。

 

  同じパターンになるように再び投入。

 

風で船が振られ、刻々と水深と糸のフケ方が変化するのでタナをキープするのが大変。ヒラメが飛びつけそうなタナを維持してると再びのガクガクッ。

 

さっきは掛かりが薄かったので、しっかり飲み込むまで待って待って。

ガックンガックンが大きくなったところで、

▲エイヤー! ガツンとフッキング成功、さっきよりでかいヒラメっぽい! 底からはがすように竿を立てて糸を回収しようとすると激しく頭を振った瞬間にブチッ。

▲がっくりしすぎて海に落ちそうに(笑)。

 

回収するとチモトがすっぱり切れてた・・・待ちすぎて飲まれ切れパターンかな。

▲ムグー、涙と鼻水がチョチョ切れるぜ。この悔しさがクセになるんだよなあ。

 

途中、アジが喰われる事案が多発したところで仕掛けを変えて高いタナで待っているとガツーン。太いハリス・でかい針なので思いきり合わせてガンガン巻き上げ。ワラサ級の引きなのか、すんなり上がってきたらサメ~~。底から10m近く上でサメが食うなんてありえん、ムカーッ!

▲太陽燦々、風ビュービュー。気温は5℃ぐらいで手が切れるような寒風だけどカッカして汗が・・・。電熱ウエアをonにする必要皆無でした。

 

  終盤、大アジポイントで巨大アジ乱舞。

 

ちょっと西に移動して終盤戦のお楽しみタイム、大アジポイントで再スタート。しばらくするとあちこちでガツーンと竿が引っ張られて大アジがタモ取りされていきます。

▲sゴーさんも順調に数を伸ばし、時々強く竿が絞り込まれます。すかさず可愛い上乗りのお嬢さんがタモ入れヘルプに来てくれてニコニコ(笑)。

▲こちらの場所は泳がせ対象魚が少ない感じなので、大アジとマダイ・クロダイ狙いをした方が絶対に良いんだけど、今日は潔くこっちの竿と心中。じっと竿先を見る・・・ふりをして居眠り(笑)。

▲sゴーさん良型アジゲット後、クロダイもゲット。気持ち良く釣りを楽しんでいただいたので、それで万事OKです。

 

ということで、船中アジのトップは80アップと絶好調、貸し竿の方でも25匹から上の釣果で大アジも複数ゲットと好漁。

さらにクロダイ多数、3㎏級のマダイも混じるなど大いに盛り上がりました。

 

  大ビラメ1発ゲットできただけでも上等なんだけど・・・、

 

一番良さそうな奴をバラす取りこぼしがクセになっててモヤモヤMAX。

次回以降、少しでもゲット率をアップさせるには、ヒラメ仕掛けに固執しないというのが早道かな。

 

  自分への教訓。

 

・ハリス10号は切れやすい。12号以上を使うべし。

・ヒラマサ針11号は唇切れ等のバラシ多発。大きめ針でやるべし!

 

※泳がせは席位置や乗船人数の関係で不可の場合もあります、船宿にお問い合わせを。

※そもそも泳がせてもほとんど何も釣れないのがデフォ。それならアジ道具に集中し、中アジメインに大アジや鯛類を狙った方が楽しいかも。

 

取れ高ゼロのボツになることも少なくないので、次回は未定ということに・・・。釣れたらレポートします。

 

バイバイ