2022年 12月9日 天気>晴れ 風>北3m凪ぎ 気温>8~14℃ 水温>?℃前後 漁場>走水沖 水深>45~65m 潮流>南東~なし

 

両御大から「アジ釣り、いつ行くの?」とチクチク言われ続けて幾年月(笑)。

 

走水の教至丸さんでアジ船がスタートし、なんだか美味しい外道も釣れると聞いて一気に行きたいスイッチon、早速行ってまいりました。

 

  走水・教至丸さんのショートアジ船へ。

 

▲未明、釣り座ボードで席取り。右後ろに行く潮だけど二枚潮を期待して左前から並びをキープ。

▲明るくなったら乗船準備。走水港は今日もお客さんがいっぱい、人気の釣りスポットですねえ。

▲本日のアジ船はヤス船長の操船。片舷5人でアジ釣りガチ勢が勢揃いしてるとのこと。うちにもkジイというガチアジ勢が約一人(笑)。自分とsゴーさんはnotガチ勢、テキトーに外道狙いで遊ばせていただく予定。

▲先輩後輩で仲良くタモ入れのイメトレ中? 二人ともアジ釣り大好きです。

▲久々にヤス船長と再会。たまにしかこないのに親しげにしてくれるのがありがたい!最近の状況を教えて貰います。

 

「ハモノはいることはいるけど3~4㎏ぐらい。それだったら今釣れている大アジの方が価値が高いかも。体高が凄くてシマアジみたいな極上アジですよ」とのこと。

「それ釣りたい! とりあえず、あっちの竿はヒラメ狙ってみようかな」。

 

  7時半に出船。

 

▲早朝の気温は10℃以下と低いけど、風がないのでそれほど寒くない。

 

冬用ウエアを新しくしたら良い感じです(詳細はそのうち・・・)。

 

  5分ほどで場所に到着。

▲配られたミンチは良い感じに解凍されていて、チョコシャーベットみたいで旨そう。ぐずぐずに溶けるとう●ちみたいだけどね(笑)。

▲数投後、そろそろコマセが効いたはずだと竿先を注視してると、

▲ググッとヒット。ゆっくり巻くと重さがアップして、

▲中サイズのアジが一荷。この後、船中入れ食いモード突入。

 

まさに中サイズの中の中、食堂で出てくるアジフライサイズのアジが面白いようにヒットしてきます。

 

  エサの確保は問題なさそうなので、早々にいたずらスタート。

 

▲ラメヒー狙いなので小さめのアジを選んで泳がせ仕掛け投入~。

 

アジが好調に釣れるので、アジが嫌がるハモノ系はいないのかと油断して放置してると、

▲なんだなんだ、糸がふけたり張ったり、オマツリか? モゾモゾしてるけど突っ込まない・走らない。

 

 とりあえず、エイヤっと合わせてみるとガツ~~ン。

 

▲結構な重量感だけど引きが鈍い。時々ピピピッと1mぐらい糸が出るけど青物みたいに走らないし、ヒラメにしては重すぎ? ドチ公?

 

すんなり上がってきた姿を見てびっくり。

▲なんと、ぶっといワラサ・・・ブリと言っても良さそうなサイズです。

▲長さはワラサ級だけど、太さがヤバい。血抜き後検量で8.3㎏もありました。あの引きでこのサイズとはびっくり仰天。タモ入れしてくれた上乗り氏が「イナワラかと思ったよ」と。まさにそれ。

  こんな引きなら10㎏級でもヒラメ用10号仕掛けでOKだと再投入。

▲するとまたしてもヒット。

▲ガツーンと竿が突っ込んだところで激合わせ!

▲凄い重量感と引きで、さっきよりでかいぞ~っとにやけた瞬間ブチッ・・・オーマイガーーー(涙)。 10号ハリス使用時はドラグ緩めからスタートすべきだったなと大反省。

 

っていうか、この場所はヒラメやワラサというよりブリが回ってるみたいなので、

▲ハリス14号に大針のごつい仕掛けに変更して再投入。

 

しばらくすると竿がガクガク・・・。

▲ギューンと突っ込んだところで合わせると、今度はフッキング成功。1本目とは比べものにならないぐらい元気でガツガツと引きます。

▲すぐさま船長が出てきてバックアップ体制万全。さらに助手の方も乗ってるので安心安全です。

▲御大二人とオマツリし、さらに右前の方の仕掛けも巻き込んだ大捕物・・・迷惑掛けてすみませんペコリ

▲これまた体高がヤバいブリ浮上、キングサーモンかと思った(笑)。こちらは後検量8.5㎏で、ほぼ同級サイズにもかかわらず引きの強さが雲泥。個体差が凄いんですね。

▲2本で約17㎏、嬉し~。もう一本をバラさなければ27㎏だったなあ・・・。

 

  11時過ぎの下げ潮タイムは好調に推移。

開始直後から中アジ祭り開催といった感じで好調でしたが、11時頃の潮止まりからヒットが鈍化。

 

するとヤス船長は移動合図。「お土産はたくさん釣れたので、後半は大アジ狙いの場所に行きます」。良い采配ですねえ。

 

噂の脂乗り乗りデカアジが釣りたい!

 

で、デカアジポイントで再開直後、sゴーさんにヒット。

▲明らかに別物の引きなので、慎重に巻き上げます。緊張の一瞬(笑)。

▲海面に浮上したのは、体高が半端ない大アジ!

▲40㎝前後でまん丸に太った極上大アジゲットにニンマリ。

▲隣のジイにもヒット。「引きが全然違うぞ。タモ用意しとけよ」。はいはい。

▲これまたでっかい、幅が広い。

▲自分にもキタ。体高のバランスがおかしい(笑)。

▲「良いアジでしょ。これが脂が乗って激ウマなんですよ」。食べてみるのが楽しみです~。

 

この場所には鯛類の外道も豊富なようで、アジとはひと味違う重量感満点の引きで、

▲クロダイゲット。すぐにsゴーさんにもヒット。さらに、

▲オレにもキタ。船中パタパタッとクロダイ連発。

 

「反対側では2㎏級のマダイも出たよ」と船長。

「それが釣ってみたい、できればでっかい奴」と欲を出して太い仕掛けに変更したら、大アジどころか何も当たらなくなった(悲)。

 

ということで、

 

  全員のクーラーがパンパンになったところでタイムアップ。

▲ぱんぱんどころか、フタが閉まらん。

 

アジの釣果は船中で30~100アップぐらいと絶好調。中アジとは別魚種みたいな大アジ、クロダイ、マダイ、ワラサ、ブリ、ヒラメなどなど、何が釣れるかわからないスペクタクルさがこの漁場の魅力だと再認識。次は目指せ10㎏アップのブリとヒラメ!!

 

  “プレミアム”使ってみたよ。

▲前回ブログで紹介した最強クーラーを早速導入。角氷で冷海水を作り、釣れるそばからアジをぶっ込んでいきましたが、とりあえず最後まで氷が残ってました。

 

ただ、最初に海水を冷やすときに8割ぐらい氷が溶けるので、もう一つ氷があるとバッチリかな。

▲中サイズがいっぱいに、40㎝近い大アジがチラホラ釣れましたが22Lクーラーなら必要充分サイズ。30匹ぐらいは余裕かな。

 

でも、

▲こんなのがまぐれヒットしてくると、まったく役不足。

▲半分しか入らん。青物出没の可能性があるときはトランク系大型クーラーが良さそうです。

 

  ということで大満足の釣りとなりました。


▲ブリ君たちはお歳暮代わりに両御大にもらわれていきました。アジとブリでクーラー満タン、大満足の一日となったことでしょう、そりゃそうでしょう。

 

下船後、獲れたてサザエがあまりにも旨そうだったので女将さんに直売してもらい、それと大アジ数匹を持ち帰ってきたので、明日食べてみよう。アジの叩きとフライ、サザエの壺焼き・・・ジュルル。

 

  追伸、大アジ脂乗り乗り激ウマ!

 

▲4匹だけ持ち帰った大アジ。37㎝ぐらいだけど体の厚みが凄くてずっしり重い。

▲脂で包丁が滑りにくい。中ぐらいのをさばいたら腹には白いラードがびっしりで絶対旨い個体だ! と思ったら4匹ともラードだった!

▲ぎんぎらぎんの身をまずは刺身。むっちりねっちょり、極上。酢で寝かせたシメアジが楽しみだ。

 

▲フライにしたら、もちろん最高。ぺろっと1匹半ぐらい食べちゃった。

 

今の走水アジは、間違いなく最高クラスの品物(特に大アジはヤバい)。釣った翌日の、弾力とねっとり感がほどよくマッチした刺身やタタキを食べられるのはまさに釣り人の特権だなあ。機会があったらぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

 

  さて次回はマダイ五目かな。

 

報告によると、マダイの状態が抜群に良くなっていて、脂乗り乗りで激ウマだとか。

さらに、

▲イサキが最高に旨いとジイが感激してました。

 

自分的には、

▲外道で釣れた特大のサバで作ったシメサバが史上最高に旨かった!

 

剣崎出船のマダイ釣りは旨い外道が大集合で、こっちもヤバいんだよなあ。

 

バイバイ。