2022年 7月20日 天気>晴れ 風>南東風6m凪ぎ 気温>33℃ 水温>27℃ 漁場>宮古島南沖のパヤオ(約50㎞、航程2時間弱) タナ>100~200m糸を出したところでヒット 潮流>不明 潮色>激澄み

 

 

 TODAY'S
 
遠征二日目は、いよいよ本命ターゲットのキハダ狙いです。

▲早朝6時にホテル前の宮古島メイン通りでカイト君のお迎えを待ち、コンビニで朝・昼飯を買って船へ。

▲今日は風も弱まり海は凪ぎ。これぞ南国という強烈な太陽が昇ってきました。

▲今日のポイントは航程約50㎞のパヤオ。到着まで2時間掛かるので、

▲船上でゆっくり道具の準備・・・とはいっても仕掛けは超シンプル。フロロ40号をPE8号に直結し、針を結ぶだけ。

▲みんなのリーダーを結んでくれるカイト君。至れり尽くせり。

 

自分はコイちゃん作のザイロンチチワにループtoループのリーダーを使ってみます。強度は全く問題なしで、リーダーの取り外しができるのが便利ですね。

 

リーダーは全長7~10mぐらいが良いそうです。

▲針はごっついタマンスペシャル24号(タマンとはフエフキダイのこと)。

 

  タックルを準備し、腹ごしらえをしたら居眠りタイム。

 

快適すぎる揺れと風で爆睡すること2時間弱、8時過ぎにエンジンがスローになり、

▲パヤオに到着。

▲片舷に4人並んで竿を出します。ルアーマンのジュニアはスピニングリールでトップウォーター、その他3人は電動フカセ釣法です。

▲船長がsゴーさんの道具で釣り方を指南。我々もカイト君の指導の下、道具を出していきます。

 

▲「はい、もう来るよ~。怪しかったら誘ってみてよ」と船長。指先で糸の出を微妙にコントロールしてムロをマグロに見せたり泳がせたりしてアピールしていくと、

▲「くったよ~、良く飲み込ませてからアワセて」。

▲おりゃーでガツーン。ピピーッと糸が疾走してなかなか巻き取れません。20~30㎏がアベレージと聞いたけど、こんなに引くんだっけ?

 

  誰かがヒットしても他の3人の道具を上げる必要なし。

 

ヒット中でも他の人はそのまま続行OKなんですね。糸が交差したときだけ釣り座を交代すれば大丈夫だそうです。

だからダブル・トリプルヒットが連発します!!

 

全然弱らないマグロと奮闘中のsゴーさんを横目に、自分にもヒット。さらにスーさんにも来てトリプルヒット!! 

自分たちの魚はすんなり上がってきて25㎏前後をゲット。

 

 

魚を取り込んだら「潮回りするから待っててよ」で、大物ファイトを見守ります。

▲「全然弱らないですよ」。初っぱなにこれはきつそう、パパがんばれ!!

 

▲交差した糸を交わすために前へ。船長が横からアドバイスしてるのかと思ったらスケベ話だった(笑)。

▲力強いファイトで寄せては出されを繰り返し、

▲ついにリーダー。船長が手繰って、

▲カイト君がギャフ一発。

▲凄いスプラッシュ!

▲自分たちが釣ったマグロの倍近いサイズでした。

▲一発目でBIG ONEゲット、さすが過ぎなのでした。

▲後検量45㎏。してやったり(笑)。

 

 ▲今日一サイズのマグロとのファイト。

 

  風と潮で流されたらパヤオの上手側に戻って釣り再開

なんですが、

▲戻る間も無駄にしないように、トモの仕掛けだけ入れっぱなしにしてトローリングで狙っていきます。マグロの気配があったらカイト君が道具を手渡してくれます。

 

潮回り後、再投入。

▲ムロが弱らないように注意しつつ鼻にさっと針を掛けて力一杯遠投します。

 

▲近くから泳がせるとマグロの魚影にびびって船から離れないので投げる必要があるそうです。カイト君の遠投凄し。

リールをフリーにしてどんどん糸を出していきます。200mぐらいまで出したら、ゆっくり100mまで回収。その間に当たることも多いのでドラグ調整を慎重にする必要あり。

 

▲まずは釣り方・誘い方の一部始終を船長やカイト君が実演してくれます。船長の、微妙な糸の操作でアタリを引き出すテクが神ってる。「女の扱いと一緒よ」だってさ(笑)。

▲フッキングの瞬間が快感。その後はグイグイ寄せてきます。

▲25㎏前後のキハダゲット。フカセマグロ童貞を無事に卒業できました~(笑)。

 

▲スーさんもカイト君が付きっきりで指南。ムロがくわえられ、ビシャーッと糸が出て、「はい合わせて」で合わせるとスポッ。

 

▲なぜかすっぽ抜け多発でムロがボロボロ。

 

すーさん「アワセが難しいなあ。どうすれば良いの船長?」

船長「好きな子を引っかけるときどうするよ? ご飯食べさせて良い具合になったら引っかけるでしょ、それと同じだよ簡単でしょう」。うーむ、さっぱりわからん(笑)。

 

要は、習うより慣れろってことかな。

 

マダイ釣りでもそうだけど、“アワセ”っていうのは、頭でわかったつもりでも体で覚えないと上手くいかない(=ポロる、瞬殺される)最たる物の一つだなあ。

 

何度か失敗しつつ、今度こそとエイヤーっと合わせると、

▲ガツーン、フッキング成功。引きが強い。

▲経験者なので余裕のやりとり。ゆっくり寄せてきて、

▲立派なマグロゲット、やりましたね。

▲今日のマグロは、sゴーさんの40㎏アップ以外は20~30㎏前後でした。

▲潮回りのたびに誰かしらに当たるような状況でしたが、

「今日はあまりアタリ良くないよ。それでも充分だね」と船長。

 

孤高のルアーマン、ジュニアにもキター! 

 

ルアー派のジュニアは、

▲朝からトップをキャスティングしまくりましたが、ショートバイトが2回程度と不発。「2年前はでかいマグロがヒットしまくったんですけどねえ」と苦笑。

 

中盤、ルアーは諦めスピニングタックルにムロの泳がせスタイルに変更。自然にエサが泳ぐという点ではスピニングが最高ですから、これは喰いそうですね。

 

何度かのミスバイトの後、

▲ついにヒット!! スピニングタックルでガシガシと寄せてきます、筋肉に効く~!!

▲真っ青な海からキハダが浮上してきました。

▲カイト君のギャフ一発でランディング成功。

▲25㎏ゲット、やったね。「パパが45㎏ですからねえ、なかなか勝てません」「何言ってんの、10年早いよ」とsゴーさん(笑)。

 

でかいマグロを掛けたsゴーさんも体力が回復し、再びムロを泳がせるとすぐにヒット。

▲後ろではスーさんもヒット中。

▲無事3本目ゲット。このサイズなら余裕だそうです。

 

自分にもヒット連発。 

 

▲3本目からは投入~誘い~フッキング~やり取りまで全部自分でできるようなりました。「クララが立ったよ」って感じ(笑)。

 

7回ぐらい当たって5本ぐらい自分でやって、他の2回は暇そうな人に竿を渡して見物&写真撮影。

 

一年分のマグロの引きを1日で満喫した感じです。

▲全員がマグロの強烈な引きを堪能しまくった1日となりました。最高過ぎるぜ!

 

  9時~14時半ぐらいまで釣りをして、16時過ぎに帰港。

実釣時間はそれほど長くないけど、アタリ多発でもう充分だと思ったところでストップフィッシング。

 

充実感いっぱいの1日となりました。

 

ちなみに本日は、

▲快晴・気温33℃前後。南の風が終日吹いていて、かなり爽快な天気でした。

 

ただし、船が南に向かって走るときは無風状態になり、すると途端に日差しが凶暴化して灼熱の世界に。

 

紫外線の強さは関東とは比較にならないのでしっかりと日焼け止めを塗りつつ、肌をさらさない服装が必須。

 

sゴーさん親子は裸でやってたりしましたけど、しっかり日焼け止めを塗って焼きすぎに注意してました。

 

南国での釣りは暑さが心配でしたが、

 

日除けさえしっかりすれば東京湾より快適に過ごせる。

といった感じでした。

※よっぽど暑いときは、船の冷水シャワーを頭から浴びればリフレッシュできました。

 

  ホテルでくつろいでからみんなで夕飯。

16時過ぎにホテルに戻ったら、18時の集合時間まではフリータイム。動画整理やバッテリー充電を済ませます。

 

そしてお楽しみの夕飯タイムです。

▲18時過ぎなのに日中の日差しのままの繁華街をちょっと歩いて、

▲今日は船長オススメの居酒屋さん。

▲sゴーさんと船長は酒盛りモード。

▲他の三人は旨い肴に大盛りご飯で爆食(笑)。

 

「ところで船長、明日はどうするの?」。

「もう一日マグロやるよ、二人はまだ充分釣ってないからね。朝早く出てムロ釣りしてから、違うパヤオに行ってみるよ」とのこと。

 

明日は今日より上手くできる気がするので楽しみ。

 

もう一軒行くというsゴー御大&船長と別れ、早めにホテルに引き上げたのでした。

 

三日目に続く。