2015/1/5 気温>1→11℃ 風>北風5m 潮流>北(船首側)→南(船尾側) 漁場>ウワバタ47m→ブロック55m 座席>右前

 
イメージ 20
2015年の初釣りに行ってきました。
 
場所=一義丸。釣り物=マダイ。同行者=御大とキノッピ。
まあ、いつも通りのスタートです。
 
今年も10キロオーバーの大鯛ゲット目指してがんばります。
 
イメージ 1
▲冬期マダイ船担当の謙ちゃん船で、7時に出船。一路、定番漁場のウワバタ(オチ根~ウワバタのブロック)を目指します。
イメージ 2
▲夜明け前…。朝が白々と明けてくるこのタイミングが、地球と太陽の運行を実感できる最もダイナミックな景色なので、ついつい写真を撮っちゃいます。
イメージ 3
▲左右のトモに御大とキノさん。自分は右前です。片舷3人ずつぐらいと、のんびりとした雰囲気で釣りやすさ満点です。
 

そういえば、

イメージ 4
▲浅草釣具のセール期間中に買っちゃえということで、御大がFM400に続きBM3000も購入(糸なし73000円ぐらいだったかな)。これで、ライトからライト泳がせまで万全の態勢になりましたよ。
 
本日は、チェックを兼ねて400を借りて試してみることに。
イメージ 5
▲朝はイナダが多数混じるらしいので、とりあえずBM3000でスタート。
 
竿は穂先側が折れたXA’73のバットの再利用をするために、10年前のマダイ竿の穂先を接続した超テキトー竿。ただ単に接続がぴったりというだけで選んだこの組み合わせだったけど、何とも絶妙な感度と軽さで最高の使いやすさ…。画像はワラサとのやり取り中の曲がりなんだけど、堅さも最適なのでコレばっかり使っちゃいそう(笑)。
 

で、実釣スタート。

イメージ 6
▲ウワバタのオチ根周辺は、上げ潮が適度に効いていて自分は潮下特等席。反応もばっちりです。
 
ただ、ここのところ悪い奴が出没してるらしいので、ハリスは3.5号1本針10mからスタート。数投目にコツンのヒットで定番サイズのチビマダイちゃんをゲット。
 
イメージ 7
▲朝の1時間で4枚ゲットとご機嫌なペースです。

ところが…

マダイの巻き上げ途中でガツッと衝撃が来てハリスが切れたり、イナダが掛かってモタモタしてると超ハードな引きになって切られたり…。
 
アタリは頻発するけど、ほとんど上がってこないという疲れる展開になっちゃいました。
 
トモの二人は潮上不利席だからか、ほとんどアタリがなく、マダイの顔を見ただけの状況だったそうです。有利席から「後半戦がんばれよ」と、応援してました(笑)。
イメージ 8
▲嫌な奴が猛威をふるって、獲物を全部横取りしていきます。
 
釣れる真鯛は1kg未満のチビなのに、3号ハリスでは全く歯が立たないという不可解な状況です。隣の人も何度かマダイらしきヒットが出ますが、全部切られて呆れかえってます。
 
イナダのヒットも頻発するけど一本も上がって来ない…コマセと仕掛けを無駄遣いしてるだけです。なのでハリスを4号にして、ヒットしたらBM3000のパワーに任せてがり巻き攻撃。
 
これでイナダはなんとか上がってきますが、マダイは口切れでばれたり、残り10mで食われたりと、どうにもなりません。釣趣を味わうどころじゃない変な釣りですなあ。
 
どうにもならないので、10時過ぎに南下してタカブロ55mに。
イメージ 9
▲反応出過ぎでエサ取りだらけ。潮流は、潮止まりから下げ潮になりつつあるような状況です。
イメージ 10
▲気分転換にGチーム230改にFM400を装着した道具を使ってみます。FM400は、小さすぎて笑っちゃうほどの軽さ。ライトなら完璧な使いやすさですけど、80号ビシだとちょっとかわいそうかな。
 
巻き上げ速度は、BM3000200/分なのに対して、400150/分なので、遅くてまどろっこしい。
 
なので数投でチェック完了、元のテキトー竿&3000に戻します。この竿だと、エサ取り(ウマズラ?)がビシをつついている感触が竿先に伝わってきます。
 
このエサ取り状況では釣れるわけないので…。ハリスを長くし、針を目立たない物に変更。コマセもごく少量にして、誘いより手返しを重視する戦法に。
 
すると、何投目かにコツっとヒットで、ちょっとサイズアップの1kgマダイゲット。
 
さらに数投後、竿がモゾモゾ。すかさず合わせるとガシッと止められギューッと糸が疾走…ワラサ君登場です。この漁場にもサメが出没すると聞いていたので嫌だな~と思いながらやり取りするけど、ゴリ巻きは不可能なので運を天に任せ…。
イメージ 11
▲何とか上がってきたのは、でっぷり太った4kg級。南に流されるとワラサのたまり場があるみたいで、突如爆釣モードで船中全員に次々とヒット。
 
特にトモの二人は当たりっぱなしだったみたいだけど、御大は6打数ゼロゲットだってさ。3.5号ハリスとかでやってる場合じゃなくて4号、むしろ56号ぐらいの方がいいぐらいなんだけどね。
 
キノさんは4号ハリスでワラサを5本ゲットで、本日のワラサ王でした。
 
自分も3本目までは順調にゲットしてたんだけど、4本目は残り15mでプツッ。こんなところで切れるわけないんだけど?と頭をひねってると…。
イメージ 12
▲「やられた~」と、キノさんが頭だけ持ってきました。やっぱりこっちにもいるみたいです。
イメージ 13
▲ということで、本日はトモの二人はマダイ23枚、ワラサ0~5本。マダイ・ワラサ・イナダのアタリがいっぱいだったので楽しかったそうです。
イメージ 14
▲トランク大将から、溢れんばかりのワラサ。本気で狙えば、どれぐらい釣れちゃうのかわからないようなワラサの高活性にビックリです。
 
一義丸のマダイ船に乗船する場合、チビ鯛しか上がっていなくても、46号ぐらいの太ハリスは必携です。58mぐらいの漁場になったら、いつワラサや大鯛がヒットするかわかりませんので、心の準備を。
※なお、2本針仕掛けで枝針を出す場合、本線と枝スをまとめて八の字結びにした仕掛けだと、4号ハリスでも枝スの結節部分から簡単に切れちゃうので、ハリス本線に結び目を作らない仕掛けにした方がよろしいかと思います。
イメージ 15
▲ワラサを開いてみると、脂が乗ったピンク色の身でした。うまそう。
イメージ 16
▲港の魚屋でサザエを大量購入して、愛妻あっちゃんからの指令完遂のキノッピ。ついでに大根もいっぱい貰ってきたそうです。「サザエ4キロ?そんなに食いきれないだろ」と御大、いくつか貰っちゃってました。楽しそうで何よりです(笑)。
 
ちなみに、一義丸のアジ船を担当する洋さん船長(ユッキー船長のお父さん)が風邪でお休み中なので、今日のアジ船はユッキー船長が担当。
イメージ 17
▲アジでクーラー満杯、トップは100匹オーバーだったそうです。何でもよく釣らせる船長です。
 
さらに!!
イメージ 18
▲アジをエサにした泳がせ釣りで、アジ釣り名人の釣場さんが9キロ弱と7キロ弱のブリもゲットしたそうです。うーむ、アジ釣りも楽しそうだなあ。
 
ということで、マダイの小気味よい引きとワラサの強烈な引きに加え、サメ害を攻略する知力と体力を駆使したゲーム(笑)を満喫できて、とりあえず「釣り初め」は満足できました。
 
※近日中にサメ退治するそうなので、安心して出動してみてくださいね。
イメージ 19
▲御大宅で反省会を兼ねて釣りビジョンを見てたら、福ちゃんが邪魔をします(笑)。福を呼ぶ招き猫を見て次回の大漁を祈るのでした。
 
今日は時々ご一緒する○○さんが、「ブログ楽しみにしてますよ」と温かい声を掛けてくれました。初釣りで複数枚ゲット、取り合えず良かったですね(笑)。
 
ということで、
今年も皆様、よろしくお願いします。
 
釣果>マダイ7枚、ワラサ3本、イナダ2
道具>テキトー君12m+シマノBM3000
仕掛け>ハリス=Vハード3.549m10m12m。針:凄腕マダイ9号、真鯛王9