2014/12/30 天気>晴れ 

先日無事に納竿釣行を終え、2014年の釣りも終了しました。
コマセ真鯛釣りをメインに、どんな年だったかを振り返ってみます。
 
▲今年、撮りためた朝日の画像集です。山並みから登り海面に反射する朝日は、何度見ても心動かされる…。同じような写真ばかりですけど、暇があったら見てみてね。
 

1月

・最大4.8kg24枚(17枚)。
※()内は御大…。
 
「今年の13月はひどかったよ」と、一義丸の冬期真鯛担当船長の謙ちゃん。例年になく檄渋の冬真鯛だったようですが、1月初旬は12枚という爆釣日もありました。
 
しかし中旬以降は、船中数枚程度しか釣れないほど真鯛の活性が急降下したため、大鯛一発狙い的雰囲気に。
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▲まぐれ当たりで今年初の4キロアップ(4.8kg)ゲット。

2月

・最大6.2kg17枚(4枚)。
 
ずいぶん昔のことのような気がするけど、この月に冬季オリンピックが開催され、アイススケート羽生選手の金、ジャンプ葛西選手の銀で盛り上がりました。
 
また、関東各地は記録的な大雪で深刻な被害を受け、交通網も壊滅的被害を受けました。
 
真鯛釣りの方はと言うと、こちらも壊滅的で、最高5枚ゲットが精一杯でした。
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▲雪で横横不通の中、苦労して駆けつけた日にまぐれの6.2kgゲット。沈船でアジに邪魔されながらも突然のヒットでびっくり仰天。唇に、誰かが切られたであろう黒い針が刺さっていました。
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2月下旬に初チャレンジした新店丸のハモノ船で、4キロ弱を含む真鯛4枚に、8キロ弱のブリもゲットして盛り上がったことも。
 
また、初めて訪れた久里浜の平作丸さんで、10枚以上の好釣果もあっりました。
 
とはいえ全体的に厳しい月でした…2月はさらに厳しいんだけどね。
 

3月

・最大2キロ級で14枚(6枚)。
 
2月がどん底だと思ったら、さらに厳しさは増すばかり…。最高で4枚で、毎回真鯛の顔を見るのがやっとみたいな檄渋状況でした。
 
315日には、一義丸でライト真鯛船がスタート。
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▲一義丸ユッキー船長の船でがんばったけど、厳しさは相変わらずでした(涙)。
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▲やっと釣った2キロ級ににこにこ顔…。釣れても釣れなくても、通い続けましたねバカダネ。
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2013年の3月は、こんな爆釣日もあったのに、寂しい限りです。
 

4月

・最大3キロ弱で15枚(7枚)。
 
例年だと、ボチボチ乗っ込みの気配が漂い始める4月になっても、真鯛の食いは上昇せず。今年前半は真鯛が著しく少ないような印象です。
 
四月末までで真鯛の釣果は70枚でしたが、2013年は114枚、2012年は139枚も釣れてました。年々釣果が減少してるのは、腕が落ちたのか、真鯛が減っているのか…。
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▲こんな檄反応が頻繁に出ているので、真鯛君たちはいっぱいいるはずなんですけどねぇ、やっぱり腕の問題かな。
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4月になるとクラドと呼ばれる濁り潮が入り、真鯛の活性が極端に低下します。探見丸には、クラドがびっしり映し出されて凄いことに…。
 
それでも、潮の濁りが薄れてきた413日、ユッキー船で、
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▲某先生が8.7kgというモンスターをゲット。その後の数日間に4.34.66kgと大鯛を連発。真鯛の顔を見るのがやっと的状況で、神がかり的釣果本当に凄い船長です。
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▲今年は久里浜沖の真鯛も檄渋状況で、この写真みたいにグオーっと北に走ることも少なかったです。

5月

・最大2kg24枚(14枚)。
 
2014年の乗っ込みは、はっきりとした乗っ込みモードは訪れず、23枚釣れれば良い方ぐらいの超低空飛行が続いていました。これほど大鯛が釣れない年は珍しいかも…。
 
ちなみに、2013年の5月は51枚と今年の4倍近くも釣れました。3キロ以上の中~大鯛も5枚ゲットでした…今年は皆無と寂しい限りです。
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▲五月末になってやっと釣果が上向き、11枚釣れた日も。

6月

・最大3.4kg9枚(3枚)。
 
5月末から状況が上向くかと思いきや、逆に釣果はどん底モードに。真鯛の顔を見れれば良い方で、うまくいっても3枚と近年まれに見る貧果に…。
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▲ただ、一義丸では7キロアップが2枚釣れるなど、大鯛ラッシュでハリス切れも頻発していました。画像は常連Iさんの釣った7.2kg
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▲大鯛ではないけど、苦労してゲットした3.4kgの真鯛は、輝くように美しい魚体で思わずうっとり(笑)。
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▲今年初の4.2kg大鯛をゲットした御大。自分が釣った真っ赤な美鯛と違い、こちらは乗っ込みカラーのきったない魚体です…って人の魚はケチ付けてみる(笑)。

7月

・最大3.7kg13枚(8枚)。
 
715日の釣行期より)
「ここのところの剣崎沖の様子は?」とユッキー船長に聞くと、「松輪全船で7枚ぐらいかな。釣果0で出船中の船が多数だったよ」とのこと・・・ドヨ~ン。まあ知ってたけどね。それでも出動するのが勇者でしょ(笑)。
 
という感じで、この月も相変わらずの渋さだったようです。
 
7月は、乗っ込みの盛り上がりが終了し、さらにアフター乗っ込みの荒食いも一段落して、例年、食いが渋くなる時期です。
 
とはいっても、今年は冬~乗っ込みも渋くて盛り上がらなかったから、檄渋でも驚かなくなってました。
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▲これだけ釣れれば大成功の部類でした(涙)。

8月

・最大6.4kg15枚(?)
 
この月から、ユッキー船でカツオ・マグロ船がスタート。何度かチャレンジしたけど、バラシだけでした(檄涙)。ヒットだけなら結構あったんだけど・・・。
 
真鯛の方は7枚釣れた日や、かなりの大鯛が釣れた日も…。
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▲今年最高クラスの良型真鯛大量ゲット。まだ乗っ込み色の黒っぽい真鯛がいますね。
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▲突然ワラサがヒットし始めた822日、納竿間近のタイミングで竿が激しく突っ込み、ワラサ?エイ?と半信半疑で上げて来たら、まさかの大鯛(6.4kg)でビックリでした。
 
その後はワラサが本格始動。
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▲初ワラサ釣行で、3キロ半ぐらいのちゃんとしたサイズが20本以上…好きなだけ釣れるような驚異の爆釣状態で、9月以降もそんな状態が続くワラサ大爆釣年となりました。

9~10月

・ワラサばかりで真鯛どころじゃないような状況ですが、合間に合計13枚(5枚)ほど真鯛をゲットしました。
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▲今年のワラサは過去最高クラスの釣れっぷり。画像のような体力とテクのある人がやると、30本近く釣れます。
 
平均3.5kg30本だと100kg超…。下船時には漁船の荷下ろし的風景になることも…。
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▲こんな反応になったら、真鯛を狙おうと思っても全く無理。ひたすらワラサがヒットしてきます疲れます。

11月

・最大2kg弱で40枚(29枚)。
 
ワラサの大フィーバーも2ヶ月が経過し、やっと下火傾向に。変わって真鯛が多数混じるようになってきました。
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▲生け簀はワラサ・イナダ・真鯛で何が何だかわからないごった煮状態。アタリがいっぱいあって、楽しいやら疲れるやら。まあ、真鯛だけ釣れてくれれば一番楽しいんだけど、贅沢は言えないですね。
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▲時々、小鯛の数釣りも楽しめました。15枚釣れたことも。
 
秋が深まって、急に真鯛の模様が好転しました。

12月

・最大2キロ級で29枚(16枚)。
 
秋の小鯛数釣りが本格化し、いい日はトップ20枚・船中100枚以上という大漁日もあったようです。
 
自分たちが釣行した日はそれほどでもなかったようですが、最終日に13枚ゲットできて、納得の納竿ができました。
 
ただし、今年の秋~冬鯛は型が小さかった…大きくても2kg前後ぐらい。謙ちゃん船長は基本良型狙いなので、こんなことはなかったんですけどね。
 
それでも、釣れても釣れなくてもそんなの関係ないとばかりに楽しそうな常連諸氏と、ワイワイガヤガヤできたので良かったです。沖に出れるだけで儲けもの…ですからね(笑)。
 

2014年は213枚(114枚)、
4kgアップ3枚(最大6.4kg)でした。

※呆れるほど釣行しているので、いっぱい釣れるのは当たり前です。壊れて動かない時計だって、一日2回は正しい時刻を指すし、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるわけですからね(笑)。
 
でも、今年の真鯛はかなり厳しく、顔を見れるか見れないかの瀬戸際みたいな展開ばかり…ヘンタイじゃないとやってられないような状況でした。
 

ちなみに、

2013年は278枚、4kgアップ4枚(最大5.2kg)。
2012年は292枚、4kgアップ9枚(最大9.8kg)。
でした。
 
数・型ともに年々減少傾向…。釣り具や釣り方は進化しているはずなのに、困ったものです。
 
来年はどのような年になるでしょうか。
「健康で沖に出れれば、それが一番大事」(御大談)という心意気で、時々爆釣したり大鯛がヒットしたりで、そこそこ楽しませてもらえればいいかな。
 
ということで、来年も10kgアップの真鯛ゲットを目標に、通ってみようかと思っている次第です。
 
同船することがあったら、よろしくお願いします。もし、見かけたら気軽に声を掛けてくださいね(笑)。
 
幸ちゃん・謙ちゃん船長をはじめ、一義丸の方々には大変お世話になりました。ありがとうございます。
 
常連諸氏・釣り仲間の面々にも色々教えてもらえてよかったです。
 
来年もよろしくお願いします。
バイバイ