2013.5.07 晴れ 北12m 気温>15度 潮流>南→ドンブラ→南
▲久しぶりの快晴の空の下、GW終了後の船空きを狙ってギッシーさんとともに、一義丸へ。本日は人数が少なかったのでライト真鯛船は休船、謙ちゃん船長の1隻出しで出船です。
<座席表はこんな感じ>
右前>おまわりさん ○ 村○さん 小○さん
左前>自分 ○ ○ ○ ギッシーさん
右前>おまわりさん ○ 村○さん 小○さん
左前>自分 ○ ○ ○ ギッシーさん
いつもの乗っ込み場所ヨシンデ海域の「耳ンデ」からスタートです。
「天気晴朗ナレドモ波高シ」(by秋山真之at日本海海戦)そのもので、北風が強くて前の席はどったんばったん、やりにくいことこの上なしです。さらに、潮は南=トモに向かって流れているので前は潮上不利席と、かなり難しい状況です。
第一投後しばらくすると、いきなり左トモのギッシーさんにヒットで2キロ級マダイゲット。
潮上の自分は、「やばいなあ、潮下側4人分のビシと付け餌をかいくぐってオレの付け餌にマダイ君、食いついてくれるかな」と、半信半疑で手返しを繰り返します。すると、数投後にゴツッと竿先が叩かれ、すかさずフッキング。1枚目なので慎重にやり取りして2キロ弱のマダイをゲット。
潮上の自分は、「やばいなあ、潮下側4人分のビシと付け餌をかいくぐってオレの付け餌にマダイ君、食いついてくれるかな」と、半信半疑で手返しを繰り返します。すると、数投後にゴツッと竿先が叩かれ、すかさずフッキング。1枚目なので慎重にやり取りして2キロ弱のマダイをゲット。
▲今日の初ヒットは理想的なサイズと色の美鯛君。さい先よし!! 開始後10分でボーズ脱出し、今日はなんだかいけそうな気がする~。
開始1時間後には、船中ポツポツの当たりで、常連諸氏は早々に全員坊主脱出。自分も順調に釣れ、朝2時間のモーニングタイムに4枚ぐらいゲットしました。潮上席なのにウソみたい・・・。
開始1時間後には、船中ポツポツの当たりで、常連諸氏は早々に全員坊主脱出。自分も順調に釣れ、朝2時間のモーニングタイムに4枚ぐらいゲットしました。潮上席なのにウソみたい・・・。
▲途中、気持ちよいファイトを楽しませてくれたのは3.4キロの超美鯛ちゃん。朝の4枚は全部1.5キロ以上なので、すでにかなり満足。
■しかし、この後予想外の展開に・・・。
モーニングタイムは船中15枚ほど釣れたけど、いつものように当たりが遠のき、潮止まり。「あ~あ、サービス終了かぁ。食い渋りタイムになっちゃったかな」と、竿を持ちながら周囲の船をきょろきょろ。
「どの船も当たって無いなあ、しょうがないなあ」などと愚痴っていると、グンッ!!
「嘘~、ラッキー」と歓喜の2キロ級ゲット。
朝の檄反応が消え、あまり浮き上がらないポツポツ反応になってしまったけど、なぜか再び当たりが出始め、9時頃から怒濤の入れ食い(一人だけ)タイムスタート。
朝の檄反応が消え、あまり浮き上がらないポツポツ反応になってしまったけど、なぜか再び当たりが出始め、9時頃から怒濤の入れ食い(一人だけ)タイムスタート。
▲全部1キロ以上で、赤いきれいな鯛ばかりなのでかなりうれしいっす。
途中、3回連続でバラして頭を抱えちゃったり・・・。それでも、仕掛けを入れればヒットします。潮は後ろに流れていて、相変わらずの潮上不利席のはずなのに、前の自分にだけ連続ヒット。
底潮が前に流れるミラクルな2枚潮なのかと思って謙ちゃん船長に聞いてみると、「そんなことはないけどね、普通の下げ潮だよ」だって。うーん、不思議。
▲トイレに行ってる最中も、ゴミを捨てに行ってる間も、戻れば竿が突っ込んでいます。少なくとも2投に1回は当たる感じ・・・これほどヒットが連発するのは経験したことがないほどかも。
もちろん、手に持って誘っても食います。9時からの2時間ぐらいで15回ぐらいヒットしたかな。ほとんど1~3キロ弱と立派なマダイばかりなので、釣りごたえ満点。
同船者諸氏はポツポツなのに、一人だけ入れ食い・・・。なんだかもう異次元の世界みたい。なぜそんなに当たるのかわからないので、自分が一番びっくり。
一度ヒットした誘いと仕掛けのパターンを、忠実に再現するように心がけたのが奏功したのでしょうか。そのパターンが、その日その時その潮その場所のマダイ君たちにアピールしたのかもしれません。 もちろん、手に持って誘っても食います。9時からの2時間ぐらいで15回ぐらいヒットしたかな。ほとんど1~3キロ弱と立派なマダイばかりなので、釣りごたえ満点。
同船者諸氏はポツポツなのに、一人だけ入れ食い・・・。なんだかもう異次元の世界みたい。なぜそんなに当たるのかわからないので、自分が一番びっくり。
■ヒットパターンを執拗に繰り返す。
<ハリス3.5~4号9m、真鯛針9号、タナは指示ダナ通り>
ここまではみんなほぼ一緒なのに、隣の人や反対側の人と大きな差が出るのはなぜなのか?
違いは細部・・・ほんの数ミリの違いなんだと思います。それ以外に、考えられません。
例えば、
・ストンと竿を下げたら食わないけど、ゆっくり下げると食ったり・・・。
・ヨリモドシを数十g重くしてみたり・・・。
・針の太さを1号(0.07mm)変えて浮力調節をしたり、色を変えたてみたり・・・。
・装飾玉の種類を変えたり、はずしたり・・・。
・静と動のタイミングを変えてみたり・・・。
こんな部分にヒントが隠されていると思うのです。
【神は細部に宿る】というフレーズが、頭の中でリフレインしています。
■正しい認識(イメージ)を元にした戦術作り。
いずれにしても、今、海底のマダイ君たちはどんな状態なのかをイメージすることが大切だというのはご存じの通りです。低活性時の状況に対する正しい認識=イメージを持つことができれば、それを元に戦術(仕掛け・誘い)を組み立てることができます。そして、それを実釣で試してみて、結果が出るまでイメージと戦術の微調整を繰り返していきます。トライアルアンドエラーっていうやつですね。で、結果が出たら、状況が変わらない限り、そのパターンを繰り返して連続ヒットに持って行くわけです。
とは言っても、戦略どおりに行かない方が多いというのが現実。自然が相手だと、生半可な理屈は通用しないのが普通かな。
■再び実釣。好調だけど・・・。
入れ食いマシーンと化したような状況が続きますが、バラシ(鯛の唇が切れるのか、ポロリバラシ)がなぜか連発。ウハウハだけど、かなり情けない気分に・・・。▲途中、バラしすぎに怒ってないか謙ちゃん船長の様子を見に行くと、「今日は楽だよ、釣ってくれる人たちが乗っているからね。バラシ? 全部釣れてたら大変なことになっちゃうんじゃないの?」とニコニコしているので一安心。
コマセを撒き終えた直後、唐突かつ激烈な当たりが手元に伝わり、竿がひったくられます。猛烈な勢いで糸が30m以上出され、ついに大鯛? たけど止まってからクンクン泳いでいるような・・・。とにかくなんとか20mぐらい糸を回収してくると、ポロっと針外れバラシ・・・涙そうそうですワ。でかいのは唇が硬いのでほとんど口切れしないんだけどなあ・・・。■ヒット&ゲット、時々バラシを繰り返していた10時過ぎ・・・。
同じような場所で胴の間の人が4キロアップのワラサ釣ってたし、ギッシーさんはカンパチ釣ってたから、青物かも。鯛なら夢の○キロ級だったけどねえ・・・。
▲
ギッシーさんは、「潮下特等席のはずなのに、今一つ当たりが少ないんですよ」と首をひねりつつ、朝の2キロに続き1キロ、1.5キロ、さらに4キロの大鯛までゲット。さらに猛烈な引きを交わして人生初という4キロアップのカンパチまでゲット。大満足で、15分も早く道具をしまっちゃった。とりあえずは、ご機嫌だったみたいです。
▲モーニングサービス後の、いつもは食い渋る時間帯になってから、10枚ぐらいゲット。1.1kg×4、1.5kg×6、2~3.4kg×4で合計20キロ以上。一人で生け簀の蓋に乗りきらないぐらい釣ったのは初めてかな。 左前>14 0 2 0 4
船全体ではこんな感じ。異次元の釣れっぷりなんだけど、なぜなんでしょうねえ。わけがわかりません。
バラシがなければ20枚・30kgペースだったけど、時化気味の海と、本日多用した針の特性上、バラシが増えちゃったかも。工夫の必要ありです。
次回は、今日逃げられた超大物を逮捕したいものです。
バラシがなければ20枚・30kgペースだったけど、時化気味の海と、本日多用した針の特性上、バラシが増えちゃったかも。工夫の必要ありです。
次回は、今日逃げられた超大物を逮捕したいものです。
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※去年の乗っ込みは毎回5~10枚ぐらい釣れるような大豊漁年でした。わずか1年前の釣果だけど、隔世の感が・・・涙。
この釣行期を書いた去年の5月初旬頃は、鯛の色がきれいで、タナもそれほど高くありませんでした。早くも乗っ込みが終了した後の、アフタースポーン期に移行していたみたいです。去年は乗っ込み後もいっぱい釣れたんですよねえ(遠い目)。
今年は厳しめに推移中・・・。
「もう終わり?まだ始まってもいねえよ」(byキッズリターン)の言葉通り、今後の乗っ込み&爆釣を期待して、 通い続けるのみ・・・です。
バイバイ