※去年は4月初旬から乗っ込みがスタートしましたが、一昨年の2012年は4月20日頃に、やっと乗っ込みらしい雰囲気になったみたいです。
 
今年はなかなか本格化しないですが、水温が17度以上に上昇して、久里浜の釣果が20枚とかになると、いよいよ本番スタートですね・・・なんて書いてたら本日のムツ六さんでトップ19枚、剣崎の船も軒並み好釣果に。やっと乗っ込み本番でしょうか。

2012/04/24 晴れ 24度(今年最高気温) 潮流>南西→北西(剣崎) 南激流(久里浜)

春の濁り潮が抜け、水温が17度台に突入した先週末(420日)以降、剣崎沖の真鯛君の乗っ込みが本格化してきたようです。

また、久里浜ではトップ20枚・船中50尾オーバーの船も出るなど、完全に乗っ込み最盛期に突入。剣崎船は、剣崎と久里浜の漁場を状況によって使い分けているため、釣れる確率がグッとアップしているような状況です。

本日の席順は、
右前>キノ k山氏    ミリア
左前>自分    i原氏 トリ○氏
イメージ 1
平日なのに、お客さんでいっぱい。キノッピが「釣れる気がしない」とか言って檄凹・・・。

最初はヨシンデからスタート。
檄反応で、トモから2番目や前から2番目の人たちが12キロの良型真鯛をゲットしていきます。今日の真鯛は2番目好きなの?

「後ろに行く潮で厳しいなあ、キノッピの凹みもあながち間違いじゃないなあ」などと思っていると、わずか数投後に久里浜出張が決定。

久里浜で大鯛ゲット。

イメージ 2
あっという間に久里浜フェリー前に到着。この機動性、ワイルドだろぉ。

久里浜では、さらに後ろに行く潮が速く、道糸が斜めに入っていきます。
「これってやばいんじゃね、どうする?」と、突き台(船先端の高くなった座席)仲間のキノッピと話しながら、反応に合わせて誘いを入れると、重量感のあるアタリ到来。

3
キロアップかと思ったけど2キロちょっとの真っ赤な真鯛をゲット。潮に乗って走るから、予想以上に引きが強いんだね。
 

イメージ 3
「絶対食うだろ」という檄反応が、船下を出たり入ったりしてるみたいです。

9
時過ぎぐらいに隣の船で6キロアップが取り込まれるのを目撃して俄然ヒートアップ。するとキノッピにヒットで1キロ級ゲット。自分も手返しして誘おうと思っていると、k山さんにヒットしたのでタモ入れに。

魚が上がってくるのを待ちながら、ちらりと自分の竿を見ると海中に竿が突っ込み、糸がビュービュー出ています。竿を手に持つと大鯛の手応えで、5キロ前後と判断(でも、潮が早いから、予測より10%オフかも)。

それでも大物には間違いなさそうなので幸ちゃんに合図すると、止めの操船を緩めてくれたので、やり取りが楽に。止めっぱなしだと、突き台なのに一番後ろの人とオマツリして、それでも上がってこない位に引っ張られちゃいます。

15
mぐらい糸が出たけど、何とか無事に上がって来たのは4.3キロのオスの真鯛でした。今年4枚目の大鯛。しかし、4.3キロというサイズが異常に多いんだけどま、いっか。
 

イメージ 4
真っ黒なオス鯛で、白子放出してました。受精を成就してやりたかったゴメンネ。

不利な席で釣果を得られて、かなりの満足感です。

結局、幸ちゃん船は11時頃の潮止まりまで久里浜で粘り、12人の船中ほとんどの人が顔をみるほどの大盛況。30枚近くゲットして、ほとんどが1キロアップの良型でした。

自分は大鯛後も数枚追加して大満足です。でも、残り10mのところでぽろっとはずれちゃったバラシ1回。良型っぽかったのに・・・。
 
チビ鯛は唇が切れてはずれるんだろうけど、2キロ以上の鯛は↓↓
 
イメージ 5
イメージ 6
 こんな風に針が歯に乗ってるだけだったり、牙に回っているだけなので、口を開けたときにぽろっとはずれちゃうのかも。ちなみに、画像は10キロ級の真鯛の歯型と、真鯛針9号。針がかなり大きく見える様に感じます。

昼前にヨシンデに戻ると・・・。

11時過ぎにヨシンデに戻ると、朝と同じカツオが食いそうな真っ青な澄み潮で、水温も久里浜より3度以上高い19度前後。渋さが予想されますが、隣の船で釣ってるのでやる気アップ。しかも北に潮が流れているので、ヒットしやすそうです。


絶対当たりそうな反応に食わせられずに首をひねりながらも、何とか数枚追加して8枚ゲットと大満足でした。
イメージ 7
▲キノッピは最潮上でしぶとく2枚。潮下の10枚に匹敵するんじゃね?
 
k山さんは3枚釣って満足度100%だったそうです。いいよなあ、出しゃばらす、欲張らず…。「知足…足るを知る者が富める者なり」という老子の言葉を実践しているような人だよ。それに引き替え…。
 
iハラ名人は45枚と四隅以外ではダントツ釣果、さすがです。手持ちスタイルに変更したみたいで誘って食わせてました。置き竿より手持ちの方が釣れるっていうのが、超ベテラン常連諸氏にもばれちゃった?

でも、一部のベテラン常連氏(もちろんiハラさんじゃないですよ)は、上からのタナ取りと高いタナで食わせるのに未だに違和感があるみたいで、ビシを底にドンドコ落としたり、船長のタナ指示を無視して下げまくったりしてるんだよねえ(怒)。

「下げた方が食うよ、前はそうやって釣ってたんだから」とか言っちゃって、悪びれる風もない。わからなくてビシを底まで落としちゃうとか、タナが合わせられないなら仕方ないけど、確信犯ですよ。

はっきり言ってその感覚、古いです。時代遅れなだけじゃなくて、迷惑なんだよねえ(特に潮下に座られて、それをやられるとね)。
 
「船全体で釣果アップして自分の釣果もアップさせる」という考えが一切ない。「自分だけ釣れればいい」んでしょうね。トモで後ろ向いてやってるから視野狭窄で、そうなっちゃうんじゃないの?

あんなに幸船長が一生懸命タナを教えてくれてるのに無視って…。ルール守れないんなら、仕立船に乗って、好きにやれば良いと思う今日この頃なのです。