「いつも魚釣りでお世話になってんだから一日行ってあげたら」
昨日初めての災害ボランティアに行って
気をよくしている家内が
マウントとってくる
そりゃそうだ
というわけで
台風13号の災害が続いている
カーティイスクリークのある街の
社会福祉協議会のホームページをのぞいてみる
明日も募集を行っている
HPから個人登録をしてみる
保険もここから入れるみたい
おっ
行き帰りの高速代も無料になるみたい
ポチポチとクリックしながら
登録完了
で
当日
高速もほんとに無料
9時受付開始にもかかわらず
10分前には50人ほどがお待ち
県内各地の社会福祉協議会の方たちが
てきぱき
かなりシステム化されています
登録完了のスマホ画面をみせて
受付完了
シールを張って
とりあえず並ぶ
重装備のプロフェッショナルな方が多い
「リーダーやってくれる方いませんか」
パッパッと手が上がります
私のグループのリーダーは
ガテン系の身なりに
防水ザック
きりっとしたまなざし
『おおっ、いかにもリーダー』
バスに乗って現地に向かいます
隣席のおばちゃんが話しかけてくる
「栃木からなんで、海が見られるだけでもやりがいがあるんです」
いえいえ
栃木の方が奥日光湯川や塩原箒川があっていいでしょ
と私
「私、フライやるので湯川は何回も…」
あら、フライレディーだったのね
で
湯川バッジを見せびらかす私
さて、現着
この川が氾濫したのね
結構な堤防があるのに越水したことを想像するに
えらい水量
担当のお宅は平屋建て
床上60センチまで水が来たそうです
急な増水で逃げ場がなく
キッチンのテーブルに6人で立ち尽くしたそうです
畳を外し
床板も外します
すると洪水が運んできた泥が
約20センチ
『こんなになるんだ』
テレビで見たことはありますが
現実は初めて
家主さんの落胆はいかばかりか
15人のボランティアで
泥だし
床板洗い
断熱材洗い
をリーダーさんの指示のもと
てきぱき行います
ベテランのボラさんの道具や動きに
あっけにとられた私
でも
できる限りの力仕事を
この日もカンカン照り、真夏日
吹き出す汗
そんな私にリーダーさんやベテランさんが
大丈夫
と声をかけてくれます
午前2時間、午後2時間のボランティアを終え
市役所に戻ります
疲れはありますが
充実感
と
達成感
自己満足といえばその通りですが
少しでも被災者のおたすけにはなったかな
最後に温泉招待券とボディーメンテをいただいて帰宅
また、行きます