お料理の先生のご縁から・・・。

 

野田市にある、キッコーマンゆかりの場所を 訪ねていきました。

 

野田市には、キッコーマンの野田工場があります。

野田市は、1600年代から醤油醸造が、はじまります。群馬、埼玉の小麦、茨城の大豆、千葉から運ばれた塩、が醤油の原材料として水運で運びやすかったこと、江戸川の水運で江戸まで醤油を半日で運ぶことができたことなどから、発展していきます。

 

この広い野田工場に、「キッコーマン もの知り しょうゆ館」があります。

 

こちらでは、お醤油のアイスクリームを食べることもできます。

なんとなく みたらしだんごを思い出す、とっても好きな味のアイスでした♡

 

「キッコーマン もの知り しょうゆ館」で、素敵な係りの方からご説明を聞いたり、映像を拝見したり、熟成別の香りの違いの体験などをしながら、醤油の材料、作り方、製造過程などを学ぶことができました♡ 

 

この1本のお醤油に、これだけの大豆、麦、塩が必要であることも目でみることができました。

 

でも、この材料だけでは、お醤油は作ることはできません。

麹の力が必要なのですが、キッコーマンのお醤油は、キッコーマン菌という麹が必要なのです。

 

実は、日本のお醤油は、世界大戦のとき、危機を迎えます。

戦中や、戦後、材料不足などにより、正式な作り方の醤油をしこめない蔵がでてきたのです。

 

しかし、キッコーマンは御用醤油の蔵でした。

 

しかも、なんと!江戸幕府のころも幕府への御用蔵、また、明治以降は、皇室への御用蔵でもあったのです。

 

 

そこで、戦中も戦後も、材料を確保することが可能であったために、御用蔵でキッコーマン菌は生き続けました。

 

 

今も、この蔵では、人間の手も借りながら、御用醤油をしこんでいます。

麹の声をききながら、つくっていく、昔ながらの蔵なのです。

 

キッコーマン野田工場に この御用蔵もあります。

私たちは、御用蔵も見学させていただきました。

 

また、御用蔵醤油も 野田工場の もの知りしょうゆ館の売店に 特別に販売されています。

 

とても貴重なお醤油です。

 

現代の、キッコーマンは、数々のお醤油を販売していますが、この御用蔵醤油だけは、普通のお店で買うことはできません。

 

野田工場へ足をはこぶか、こちらのホームページからも購入できるようです。

 

 

 

 

 

 

 

野田市は、キッコーマンの歴史に包まれた、素敵なところでしたラブラブ

 

つづきは、また明日に♡