「10年かかって 地味ごはん。」
この本は、あの平野レミさんの息子さんのお嫁さん、和田明日香さんが 書いた本。
2022年の第9回料理部門の料理レシピ本大賞に入賞した本です。
でも、失礼なことなのですけど💦この本が発売された当初、つくねバーグのようなものが表紙にでていたので、「この本にでているようなお料理なら、自分で作れるかもしれないし、きっと醤油と砂糖でまとめた料理が多いんだろうな。」と思って、中もほとんど見ずに素通りしていたんです。
その後、この和田明日香さんが、きょうの料理に平野レミさんとご出演されるのを見ていくにつれ、「この方は、ただものではないかもしれない。」と思ったのでした。
姑である平野レミさんと めっちゃなじんでいて、レミさんがこまったことをやったときのフォローがいいかんじ。
あれは、一朝一夕でだせるアドリブではありません。
普段の関係性がよければこそ。
それと、もともとの性格がとてもおおらかでとてもいい方なのだと感じました。
きょうの料理で紹介していた「トン汁」には玉ねぎがたっぷり入っている。
よく見る豚汁のレシピには玉ねぎが入っているものは見たことがありません。
でも、作ってみたら、甘くておいしい豚汁が完成しました。
それに、その豚汁を平野レミさんが 絶賛していました。
ものすごく嫁姑の仲がいいんだなあと思いました。
その後も、和田明日香さんは、たくさんのお料理の本を 出版され・・。
今では、きょうの料理で、ずん飯尾さんとくんで、時々、自分のコーナーももっておられます。
ふたりのかけあいも、おもしろい。
なんどか、きょうの料理で紹介された和田明日香さんのレシピで料理を作って、そのセンスに魅了されていたので、今回、この本とは、久しぶりの出会いですけど、まずは図書館で借りてみました。
本屋さんの本をあんまりじろじろ立ち読みするのもわるいので、私はなるべく、まずは図書館で借りてから買うかどうかを考えるようにしています。
じっくり読むと、工夫に富んでいるんです。
たとえば、この鶏つくね。
ひき肉に、たくさんのエノキのみじん切りを混ぜているんです。
8等分して両面焼くんですけど、わりと大きめなんですよ。大きめのフライパンがおすすめです。
たれは、なんと味噌も入っているんです!
これは、めずらしいタイプですよね。
これが、主人には気に入ってもらえました!
完成した、「絶対ふわふわ鶏つくね」
えのきのおかげで、やわらかいし、硬くならないし、どくとくのうまみがあります。
こんなお料理を発明するって、すばらしい。
それと、このお料理は、すだちを添えるんです。
それが、とってもあいます!
ペラペラと本をめくっていくと、なかなか魅力的な本なんです
自分が思っている、伝統的な料理が、かなりアレンジされていて、楽しい。
食の冒険家、開拓者には、魅力的な本だと思います。
冷蔵庫にあるような材料で作れるのも、うれしい。
そんなわけで、この本、買ってしまいました
和田明日香さんのお料理を試してみたい場合、こちらからも、いくつかごらんになることができます。
玉ねぎがたっぷり入った豚汁のレシピはこちら