さて、自家製の皮もいいけれど、お店で売っている皮も気になる。
今回は、とうもろこしのトルティーヤを研究しているので、小麦のトルティーヤは割愛して、ご紹介いたします。
メキシコスーパーで買った、
既製品の とうもろこし粉トルティーヤ
すでに焼きあがっているものなので、あたためるだけでたべられるのは、ありがたいです。
大きさが手作り皮よりは大きくて 15センチほどあったので、具がたくさん巻けて、たべごたえがでました。
さて、あたためて、食べてみましょう。
私は熱いフライパンで両面をあたためてみました。火は通っているので、短めに。
冷凍になったからか、もともとなのか、私があたためで焼きすぎたのか、やや皮にパサつきを感じ、乾燥した皮のような印象を持ちました。
ちなみに、私はフライパンで蓋をして生地をいれて、途中うらがえしたりしながら1分ほどあたためました。
とうもろこしの皮なので、小麦の皮のようなのびや、もっちり感はありません。
でも、とうもろこしならではの、できあがり。
小麦より風味があるというか・・・。
タコスセットに入ってくる、パリパリの皮ではなく、もうちょっと折ったり巻いたりが自由にできる皮でした。
ちなみに、後日、フライパンではなく、蒸し器であたためてみたところ、乾燥した雰囲気は減って、しっとりと巻くことができました。この皮の正式な温め方はどういったものなのかしら?現地の方がどのように再加熱しているのか、興味がわきました。
お次は・・・。
タコスセットの形がすでにU字になっているタコス皮
だいたい13.5センチの直径。
すでに完成しているので、レンジでチンするだけでたべられるのはありがたいのですが、3個いっぺんに500ワット1分であたためてしまったところ、場所によっては焦げてしまったようでした。
レンジの過熱はむずかしいですね💦
ご存じのように、もともと、皮はパリパリ。
形ができているので具はたくさん入りますが、食べていくうちに、皮はパリパリと崩壊するので、ちょっと食べにくい面は感じます。
また、小麦の皮のようなのびや、もっちり感はありません。
手作りとうもろこし皮のような、折ったり巻いたりが自由にできる皮でもありません。
パリパリした食感を求める方には最高の皮ですが、私はどちらかというと、やわらかいものが好きですし、とうもろこしの風味を味わいたかったので、手作り皮のほうが好きでした。
というわけで、実験結果発表
①手作り皮 塩、油なし。トウモロコシ粉と水だけでつくったもの
②手作り皮 塩、油あり。トウモロコシ粉と水、塩、油でつくったもの
③既製品のとうもろこし皮 (原材料はとうもろこし粉(コーンフラワー)、塩)
④タコスセットのタコスの皮
の4種類を食べ比べてみました。
どれもおいしいし、食感がそれぞれ違いますので、私の食の好みで申し上げますと・・・。
やわらかいもの好きな私が 作りやすい、食べやすかったのは、②でした。でも、大きさは40グラムで作ったほうが具がたっぷり入ってよいと思いました。
焼きたてのトルティーヤのお味は、滋味深く、いいものです。
お好み焼きだって、パンだって、ごはんでもそうですけど、なんだってできたてが一番おいしいのです。
ただ、②のトルティーヤは再加熱したとき、味がおちました。
再加熱するときは、既製品の③のトルティーヤが、一番おいしかったです。
いうなれば、②は家庭の素人パン。
③の既成品のトルティーヤはプロのパン。
焼きたての③がおそらく一番おいしいのだろうと思いますが、焼きたてでないぶん、不利になっています。でも、あたためなおすと、②の手作り皮のあたためなおしより、③の既成品の皮のあたためなおしのほうがおいしい。
そんなかんじです。
だから、たとえば、メキシカンパーティーとかやる場合、2~3人の少人数なら②がおすすめですが、皮は焼いていくのに時間がかかりますので、おまたせしてしまう関係で、大人数なら③の再加熱がおすすめです。それも、私の好みでは蒸し器の余熱でほんのりあたためるくらいが好きでした。フライパンであたためなおすとちょっと水分が減りすぎてしまう印象。
ところで、このタコスセットには、ひき肉炒めのためのスパイスと、ケチャップのようなサルサソースがついてきました♪
ひき肉を炒めて、スパイスを絡めて、具材の一つを簡単につくることができます。
でも、私は、手作りのサルサソースや、自家製の具も作りたかったので、なんと赤いソース、緑のソース、牛肉の具材、アボカドのディップも作ったのでした♪
長くなりましたので、次回へつづく・・・!!