7月に、アメリカ人の先生から 自家製トルティーヤを習うことになっているので、とうもろこしの粉でつくる自家製トルティーヤのことが、気になって仕方がない。
英語でのレッスンなので、聞き取れるかしら💦
一度自分で、トルティーヤを作っておけば、先生の英語の意味もわかりやすいかも。
トルティーヤを作るために、こんな道具も売っています。
(画像はお借りしました。)
こんなふうに生地をマシーンにのせて、プレスすれば、あら不思議!
ペタンと巨大に伸びて、あっというまにトルティーヤが作れてしまうんです!!
とっても気になるマシーンだけど、重いせいか、購入しようとすると、お値段が かなり高い💦
そんなとき、メキシコ大使館のシェフがあげている動画が目に留まりました。
あれ!?
トルティーヤマシーンが無くても、トルティーヤ作っているわ!
平なお皿でプレスすればいいんだ!
となれば、あとは、とうもろこしの粉を買えばいいんだわ!
五反田のキョウダイマーケットで材料を買い込みました。
まずは、大使館風の作り方でトルティーヤを作ってみることにしました!
とうもろこし粉の手作りトルティーヤ その1
(塩も、油も 入らないバージョン)
レシピの半量で 作ってみることにしました。
本来、レシピの半量だと6枚なのに私の勘違いで分割の量が小さかったらしく・・・
30グラム分割だと8枚できました。
40グラム分割にすればよかった💦
とうもろこし粉(マサ) 100グラム
ぬるま湯(40度前後人肌) 130cc~150cc(様子を見ながら)
ボールに粉を入れて、お湯を半量くらいドバっといれて、全体をまぜたら、残りのお湯を様子を見ながら加えます。
耳たぶくらいのやわらかさになったら休ませます。
このたびは30グラムごとに分割。
30グラム×7個+ 25グラムが1個の 合計8枚の皮が作れました。
40グラム分割で6枚にすればよかったわ💦ちょっと小さめにできてしまったので💦
のびにくい生地のため、直径は11センチから12.5センチくらいになりました。
丸めた生地を 両脇も切り開いたジプロック〈Lサイズ)の袋にはさみ、手で少しつぶして、お皿をのせやすくしてみました。
あで💦ひびが入ってる💦うまくいくかしらん
でも、パイ皿でプレスしていくうちに、このひびなんてきにならないようにのびていって、丸くなりました!
もうちょっと薄くしよう。
それにしても、パイ皿が耐熱ガラスなので、生地の伸び具合が見えるのがいいわね。
このパイ皿はパイレックスの24センチのパイ皿です。
押せば押すほど、伸びていきます。体重をかけると伸びすぎて、あまり薄くしすぎると、はがすときに壊してしまうこともあるので、ほどほどで。ま、私の体重だとあんなり伸びないけど(うそ)。
フライパンで両面を焼きます。
焦げるほど焼くと水分がとびすぎてバリバリになってしまってもおいしくないかもと思って、私は ほどほどに焼くようにしてみました。
ぷくっとどこかが膨らんできたら、大丈夫だと思います
食感は、やや素朴なパサッと感はあるものの、伸びにくい分、やや厚みを感じて、存在感を感じる皮となりました。
日本の甘いとうもろこしとは、別もの。
日本でいうところの、白米の存在に近い。
主張しすぎないところがこの皮のよさでもある。具材の味をうまく支えてくれます。
直径が大きくないので、手には持ちやすいですが、具があまり入らないという欠点がありました。40グラム分割が大事。
メキシコ大使館のレシピなので、これが、本場の味だと思いますが、他にも、気になるレシピを見つけたので、もう1種類、塩や油を加えるバージョンも作ってみることにしました。 実験好きなもんで💦
こちらのレシピです
とうもろこし粉の手作りトルティーヤ その2
(塩も、油も 入るバージョン)
レシピの半量で 作ってみることにしました。
8枚分(30グラム分割だと)
とうもろこし粉(マサ) 100グラム
ぬるま湯(40度前後人肌) 130cc~(様子を見ながら)
塩 1~2グラム(ふたつまみくらい?)
ボールに粉を入れて、お湯を半量くらいドバっといれて、塩、オリーブオイルもたらりとまわして、全体をまぜたら、残りのお湯を様子を見ながら加えます。
耳たぶくらいのやわらかさになったら休ませます。
乾かないように。
このたびは30グラムごとに分割。
30グラム×8個にすると、8グラムほどの生地があまったので、それぞれに1グラムずつ足しました。 合計8枚の皮が作れました。
油が入っていない生地よりは、のびやすい生地のため、直径は13センチくらいになりました。でも、調子にのって、伸ばしすぎると、はがすときに、やぶれやすいです。
食感は、油のおかげでややしっとり感があり、生地が伸びやすい分、薄くのびるので、皮がもたつかず、具も巻きやすく、私たち家族の口に、一番あう皮でした。
とうもろこしの粉の風味が、小麦にはない風味で、興味深い味でした。
かといって、コーンスープのように甘い味ではないのです。
あくまで主食になるとうもろこしの風味です。
よくスーパーに売っているパリパリのタコスの皮なら食べたことがありますが、それとは別物です。
イメージでいうと、生ラーメンと、インスタントラーメンといいましょうか。
めざしている方向は同じものを見ているんだけど、保存性などの観点から、違うものができているというかんじ?
13センチとはいえ、直径があまり大きくないので、手には持ちやすいですが、具があまり入らないという欠点がありました。
もし、次回作るときは、40グラムくらいに分割して、もうちょっと直径を大きく仕上げてもよいかなあと思いました。
お味は メキシコ大使館のものに比べて、塩が入っているし、なめらかなので、小麦のしっとりした生地になれている日本人の私たちには、食べやすい食感だとも思いました。小麦の生地とはもちろん食感も風味も違うのですけど。
これらの手作り皮は、焼きたてのできたてをすぐに食べていったほうがいいです。
保存食にしようと思って、焼いたものを次の日に食べたのですが、やはり味がおちる気がしました。
メキシコでは焼いた皮を入れるケースがあります。
蓋をすることでさめにくく、乾燥しにくくしています。
あたたかさもキープしてくれます。
手作りトルティーヤは乾燥しやすいし、乾燥すると壊れやすいです。
このケースがない場合は、キッチンペーパーで水分が容器に結露でたまらないようにしつつ、フタをできるような工夫をして、乾燥させないようにすることが大事です。
でも、保存していこうとたくさん焼くよりは、焼きたてのできたてをおいしくいただくのが、一番おすすめです。
なぜなら、次の日などになって冷めてしまい、あたためようとする場合、再加熱が、むずかしいからです。
焼きすぎると乾燥してしまうし、皮がもろくなっていますので。
実は、研究熱心な私は、ほかにも、冷凍食品のとうもろこしトルティーヤも用意していましたし、小麦のトルティーヤも用意していたし、タコスセットも用意していました。
ソースや具も用意しなければなりませんでしたので、まだまだ続きますので、つづきはまた次回へ