さて、以前、那須で高級な宿に泊まったことがあり、とってもよかったから、またそこへ行くのかしらんと思っていたのだけど、今回は、娘の受験と入学など、お金がかかりにかかったので、さすがの主人も、もうそんな気力は残っていなくて、もう那須の近くでお手頃で、食事の評判がよければいいんだ!というかんじで 決めてしまったようなのです。
たぶん一人1泊2食つきで、10050円の宿だと思います。
でも、がんばりすぎないほうが、回数も誘えるし、お義母さんから、宿代などはとらないので、主人は立派だと思います。
さて、まず、お宿はの外観はこんなかんじ。
2階の部屋だったので、階段であがりました。
お義母さんの たくさんの荷物は、スーツケースなど、重いものから娘にも手伝ってもらって、なるべく軽くしてもらったけど、それでも、お義母さんの買ったお土産までは他のメンバーも持ち切れず、お義母さん自身でご自分のお土産袋を持って、よたよたと2階へあがりました。
お義母さんは、要冷蔵のお土産をもっていたので、車に残すことができなかったのです。
はたして、部屋に冷蔵庫があるのかしらんと不安に思っていたところ、2階のお客様共同の大きな冷蔵庫が廊下にありました。
これで、飲みものや、お土産を冷やすことができました♪
部屋に到着。
めっちゃ小さいテーブルがあって、「あれ?部屋食だよね?これ、一人分くらいしかお食事置けないよね💦どうなるんだろう??」と不安になる。
お布団はシーツがすでにかかっているようなので、あとは、広げればいいらしい。
お風呂は部屋にはなくて、2階に中くらいサイズのものが男女別にありました。
シャワーの出がややわるくて、お風呂のお湯は、どちらかというとぬるめ。
トイレは2階共同のものが男女別にあって、女性は広めの洋式が3つくらいあったようです。
これは、案外と、気楽でよかったです。
裏山は、サルが目撃されたほど、山!
でも、この宿の従業員の方は、よくしゃべってくださるので、いきいきとして、活きている宿という気がしたし、なんと2階は全室、満室でした!
他の宿泊者さんも、挨拶をしてくださり、雰囲気は良好。昭和なかんじです♪
さて、夕飯時です。なるほど!お膳で運ばれるから、テーブルが小さかったんだ!
でも、お膳なので、私たちは畳に座布団で食べるのです。
お義母さんはその態勢はきびしいとのことで、畳用の椅子をお借りして、部屋の小さなテーブルにお膳をおいて、いただきました。
高齢の方と旅行するときは、お食事は、テーブルとイスがあるかの確認が必要ですね💦
主人としては、食堂でのお食事より歩かなくてよいと思って部屋食のプランを選んだのですが、よしあしですね。
左の蓋のついた容器をあけてみました。
茶わん蒸しです。一見具がないように見えますけど、底のほうにいろいろ具が入っていました。
梅の風味の麺が入ったおすまし。
そして!うれしいことに!ごはんが!
なんと ピーナッツおこわだったのです!
これが美味しくて!ゴマ塩をふって食べます。
ほかは、お刺身、大根の煮物、チキン焼き、とうもとこし、パイナップル、くらげと白菜の和え物。お漬物でした。
どれも、ちゃんと、こころを込めて料理しているかんじがあって、おいしかったです。
よく大型旅館で、あきらかに冷凍懐石だなあと思うものが使われていることがあると、本当にがっかりしてしまうのですが、こちらはすべて、手作り感を感じました
湯治の宿でもあるのでメニューは毎日のように変わるようです。
次の日の朝、本当はおひつに白い炊き立てごはんが入ってきていたのですが、私が昨日のピーナツおこわが大好きすぎて、昨晩のおひつをキープしていたので、私は朝ごはんにピーナッツおこわを食べました。
家庭的なおいしい朝食でした。
さて、このあと、宿をでるので、冷蔵庫からお義母さんのお土産をとりだし、渡しました。
2階から1階へ、お義母さんがそのお土産を運んでいたけど、階段のとき、身軽なほうがよいかなと思って、はやめに玄関についた娘を呼び、「おばあちゃんのお土産、もってあげて」と手伝いにきてもらいました。
そのことが、なんと、あだになってしまう事件が発生。
私は、宿の人と、ピーナッツおこわのことでもりあがって、作り方を聞いて、メモをとっていました。なので、娘やお義母さんのことを見ていなかった。
主人は、みんなの荷物を車に運んでくれていました。
娘は、おばあちゃんの手をとって、車へ誘導。
どうやらだれも、このお土産を認識せず、運び込んでいなかったようなのです💦
主人も、スーツケースなら気が付くでしょうが、お土産の数まではわかりませんし💦
次の目的地にむかう途中、主人の携帯が鳴ったのです。
運転中だったので、主人が出なかったのですが、しばらく行くとまた鳴ったので私が代理でとったところ・・・。
宿にお義母さんのお土産の荷物が忘れられていると。
さっきの電話をすぐとればよかった💦
お土産だけなら、また那須で同じものを買うという手もあったけれど、その忘れ物に母の帽子が入っていたようなので、取りにいくしかないでしょう。
もう、那須の目的地のペニーレインというパン屋さんに到着していたのですが、パンを買ったら、また、4人で宿へ戻りました。
こうして1時間ほどが無駄に経過してしまったのでした💦
次回からは、さいごは荷台で全員に自分の荷物がすべてあるか、確認するようにしようと 思いました💦
でも、この宿で、おいしいおこわに出会ったので、「やはり、おこわはもち米100パーセントがおいしいなあ♪ 炊くより蒸すほうが 粒がつぶれていなくて、いいなあ!」と勉強になりました!
これからは暑い季節なので、しばらくはおこわを作ることはないと思いますが、いつか涼しくなったら、蒸すおこわに挑戦してみたいと思いました!
次回は、あの有名なパン屋さん、ペニーレインが登場します