ゴールデンカムイというアニメがあります。
(画像はお借りしました。)
Wikipediaによると
『ゴールデンカムイ』(GOLDEN KAMUY)は、野田サトルによる日本の漫画。
『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2014年38号から2022年22・23合併号まで連載された。
略称は「金カム」(全31巻)の累計発行部数は、2024年1月時点で2700万部を突破している。
2018年4月からテレビアニメが放送され、2024年1月には実写映画が公開された。
とのこと。すごい発行部数ですよね!!
実際 このアニメが面白くて、私は、ファンなんです。
それが、映画で実写化されるとなったとき「安っぽくならないだろうか!」と心配したのですが、今回、見に行ってみて、その心配はご無用!
むしろ、あのアニメの世界観がぴったりとはまっていて、感動してしまいました!!
この映画の主人公は、不死身の杉元と、呼ばれる 日露戦争帰りの男。
戦死した親友・剣持寅次の妻である梅子の眼病を治す費用を稼ごうと、北海道で砂金を採っていた。
そんな中、後藤竹千代という酔っ払いからアイヌが秘蔵していた金塊の話を聞かされる。
そこから、アイヌの少女と出会い、金塊をめぐり、男たちの争いをのりこえていくのだけど、ものすごいアクション!
かっこよさもあり、笑いもあり、漫画の世界観もぴったりマッチしていて、最高の映画!
私は、みなとみらいの ワールドポーターズにある、イオンシネマの4DXという、ちょっと仕掛けのある席で見たのですが、ものすごく椅子がゆれる!!
とくに、戦争のときに爆発や戦いで人がふっとんだりするときに、自分もゆれる。
そうすると、過去に本当にこんなふうにふっとばされた人もいて、命が戦争でつかわれてしまったんだということを痛感しました。
そして、現代の映画の特殊メイクの秀逸さにもびっくり。
漫画の世界が、安っぽくなく、再現されていました。
そして役者さんの演技のよさ、かっこよさ、アクションのすごさ、肉体の完成度、本当にすごい映画だ!と思いました。
舘ひろしさんが、漫画以上にかっこよかったし、なんといっても鶴見中尉を演じた玉木宏が、あんなにかっこいいのに、不気味さもうまくだしていて、馬に乗る様子もさまになっていて、「あれ?本当に乗っているのかしら?馬に乗りなれているかんじで、すごくかっこいい!」と感激してしまう、演技でした。
そして、漫画の主人公の一人でもある不死身の杉元を演じた山崎賢人さんが、ちゃんと不死身の杉元そのもの!
お風呂に入っているシーンがあるのだけど、杉元だったらこういう身体だったかもしれない!という身体までちゃんとつくっている!
そりで引きずられたり、そりで戦うシーンなどは、いったいどうやっているんだろう?本当にこんなに人間は動けるんだろうか!と思うようなアクション。杉元は、運動能力の高い男なので、演じるには大変な役だと思いますが、へとへとになることなく、演じきっていて、本当に感激でした。
アシリパさんも、漫画で好きな主人公なので、期待はずれだと嫌だなあと思っていたのですが、いいと思います!
白石という役も、漫画の世界観のままの演技で、すごくうれしい!なんとも愛嬌があるんです。
ぜひ、アニメと、映画、両方の視聴、 おすすめです!!
あ、ただし、映画はアニメの本当に最初のほうのお話までしか描かれていません。
そのかわり、丁寧につくられています!
これからも何作も作られていきますように!!