(・・・つづき。)
シナモンが好きで、りんごが好き。
アップルシナモンケーキと聞いたら、作ってみたい!
そこで、ラブおばさんのレシピをアレンジして、2種類のケーキを作ってみました!
Aタイプ ラブおばさんのレシピに一番近いもの。生のりんごの半分を5ミリ角にカット、残りはイチョウ切りに薄切りにして、シナモン入りの生地にまぜて、焼いたもの。焼く前に、表面にバターを塗ってみました♪でも、生地にはバターは使われておらず、べに花油が使われています。
とかしバターを表面にぬりぬり。
焼けました~♪
リンゴがたくさん入っているので、ボコボコした表面ですね!
アップです。
カットすると、薄切りのリンゴがたくさん見えます。
角切りのりんごは、小さいせいか、見た目には目立ちません。
食べてみました。感想です♪
・りんごの食感と、味がして、おいしい。
・表面にバターを塗ってみたけれど、あまりその効果は わからない印象。
・りんごがたくさん入っていて、りんごを食べている気持ちになる。いちょう切りの薄切りりんごの存在感がいい。5ミリ角の小さなりんごは、よくわからない印象。生のりんごを焼いたものなので、焼きリンゴの乾いた食感に似た、シャキッとした食感です。
・ケーキの生地は、りんごからの水分を吸っているのか、まるで、パンプリンのように、しっとりと水っぽいかんじで、スポンジ感が少ない。しっとりした生地は、ヨーグルトポムポムというお菓子を思い出すかんじもあります。
・みかけが、洗練されていないので、家庭的なケーキの印象がある。
・ラムレーズンや、くるみも、時々 いいアクセントになっている。
・シナモンの味はしますが、みっちゃんの。に比べれば、弱い気がします。でも、りんごの味がおいしいので、このくらいでも 大丈夫な印象です。
Bタイプ りんごを16等分して、コンポートにしたものを生地に入れて、焼いてみました。これは、みっちゃんの。を意識して、ケーキの表面にバターをぬっていません。みっちゃんの。は、材料にバターが無かったからです。
奥のケーキがそれです。
焼けました~♪
切ってみましょう。
アップです。
食べてみました。
・りんごの食感と、味がして、おいしい。
・表面にバターを塗っていないけれど、みじん切りのりんごが無いからか、つるんとした表面で、美しい。
・煮りんごが、おおぶりなので、りんごを食べている気持ちになる。煮てあるぶん、食感も煮たりんごのとろりとしたなめらかさがある。煮りんごが、大きいので、ほどよい噛み応えが感じられる。
・生地は、Aタイプより、スポンジ感がある。パンプリンみたいなかんじはなくて、比較的、ケーキっぽい。ただ、りんごのまわりが、若干水っぽくなるし、空洞になるのが、売り物にする場合は、不格好かもしれない。あくまで家庭用ケーキという気がする。
・ラムレーズンや、くるみも、時々いいアクセントになっている。
そして!ついに!みっちゃんの。を開いてみましょう!
初対面!!
3切れの箱を買ってみました♪
個包装の袋に、みっちゃんの。というシールが貼ってあります。
脱酸素剤があるので、日持ちも安心感があります。
上はツルツル。しっとりした表面に見えます。でも、なぜかラインがあります。
ひっくりかえしてケーキクーラーに置いたのかしら??ふくらみを均一にするため?
底はスポンジの底のように見えます。なぜか線が見える。ケーキクーラーでついたのかしら?
表面をアップに してみます。
裏側。たまに、レーズンや、くるみが見えますね。
食べてみました。
・みかけが、カステラのようだけど、味がシナモン味だし、カステラのような卵感があまりないし、すこし硬いかんじがする。みちっとしているかんじのスポンジです。今回、妄想レシピで 私が作ったケーキと食べ比べると シナモンという意味では、味の系統は似ているけれど、生地とリンゴ感がべつもの。ちゃんとスポンジになっている。
・表面は、つるんとした表面で、美しい。
・くるみや、レーズンは見つかるのだけど、りんごの大きな粒がわかりにくい。よく探すと、小さな煮りんごがあるような?そのため、食感は、あまりリンゴを食べている気がしない。自分がアップルシナモンケーキを我流に作ってみてわかったのですが、りんごを使うと、水分のあるケーキ、あるいは水分のある具を含むことになるので、日持ちが心配なケーキなのです。おそらくこの水分のせいで カビも生えやすいでしょうし、傷みやすそう。だから、その原因となるりんごの量を、みっちゃんの。は、控えめにしているのかしら・・・?
・生地は、A、Bの、どちらよりも、スポンジ感がある。パンプリンみたいなかんじは全く無い。
りんごのまわりにできがちな空洞もないので、均一な生地が美しく、売り物としてむいている。
・ラムレーズンや、細かめのくるみも、時々いいアクセントになっている。クルミは、5ミリ角くらいの小さめカット。
このような結果になりました。
AタイプとBタイプの比較で言いますと・・・。
作ってみて気が付いたのですが、煮りんごにすれば、生リンゴよりは、りんごから、水分がでないので、生地が、みずっぽくならない ということにつながります。
娘は、生りんごのたっぷり入ったリンゴ感のつよいAタイプのケーキが好きだったようですが、私は煮りんごのBタイプのほうがケーキがケーキらしくてよいと思いました。
主人は、「どっちも味の系統が同じじゃない?だったら生りんごのほうがりんごがシャキッとしていて、好きだなあ。」と、Aタイプが好きだそうです。
また、今回は、べに花オイルを使って作ったのですが、自分自身は、フィナンシェやパウンドケーキなど、バターたっぷりのケーキが好きなので、バターだったらどんな味だったのだろうと気になりました。
3種類を並べてみましょう。
左上 B タイプ 煮りんご入り
左下 Aタイプ 生りんご入り
右 みっちゃんの。
色からすると、みっちゃんの。が一番シナモンが入っていそうですね!
どれも、わりと素朴な、家庭的な味わいのケーキだなあと思いました♪
でも、そういうケーキこそ、ホッとする瞬間も あるのかもしれませんね♪