今日のシャウウェイ先生のレッスンは 中国のおせち料理です！！
中国の春節！
中国のおせち！
先生は上海出身なので、上海のおせち料理です。
宮廷料理や、精進料理が多用されています。
先生のおかあさま、おばあさま直伝のお味なのでしょうね～！
手作りのおせち料理って、家族の味ですよね！！
さて、本日のレッスン！
まず、有名な 四喜烤麸
こちらは、上海のお麩、ピーナッツ、きくらげ、金針菜が美味しい調味料で煮詰められた料理！
上海の麩が、スポンジのように弾力があり、中国のお醤油とお砂糖の味のとってもおいしいお料理です。
見た目は味が濃そうに見えるのですが、中国のお醤油は色が濃いのに、しょっぱくないのです。とても美味しいです。
次は、縁起の良い見た目も素敵なお正月料理！
鶏肉で塩卵を巻いて、蒸した、貴妃蛋黄鶏巻！
貴妃という名前の由来の楊貴妃は、白酒（バイチュウ）がお好きでした。
ですから、白酒をつかったお料理にこの言葉が使われるのだそうです。
黄色い塩卵は、朝日
を表していて、とても縁起の良い食べ物です。
塩卵は卵白のところはおそろしくしょっぱいけど、卵黄だけ使っているのでほどよい塩味！
お味も、とっても美味しくて、先生が教えてくださった、隠し味がきいていて、すばらしい蒸し鶏です。
さて、このお肉に見えるものは何だと思われますか？
実は、半乾燥ゆばで、鴨にみたてた、精進料理なのです。
肉は一切入っておらず、中の具が鴨の食感、味を再現できるように工夫されています。
こんなふうに盛りつけられました。
まるでお肉です！！
蒸してあるし、焼いてある。
とても手間がかかっていますが、お味も満足のお料理です。
お正月料理は、日本も中国も 主婦が作り置きしておける料理が主流。
お客様が後からいらしても、つくっておいたお料理をそのままだせるというのが特徴。
よって、保存性がよく、味が濃いものが多いものです。
ですから、お口を さっぱりさせる料理も必要です。
こちらは、白菜の北京風黒酢和え
乾隆帝（けんりゅううてい）がお好きだったお料理なので、乾隆白菜というお料理なのだそうです。
（画像はお借りしました。）
胡麻ドレッシングサラダみたいなかんじで、その元祖がこれでしたか
というかんじ！！
とても美味しかった
この冬、何度も作りたいと思いました！
自分で盛りつけたので、盛りつけが下手💦
たちけて〜！
次は 作り方レッスンはなかったけれど、お正月なので、財に恵まれるように水餃子がサービスされました！
自家製のラー油の入った たれ をつけて食べます。
うううううううううううう。おいしーーーーーーーーーーー！
次は海老の下処理、下味、揚げ方を習って・・・。
たれの作り方も習って、絶品のエビチリです！
その名も クックドゥだと干焼蝦仁のところ、海老が大海老なので、乾焼大蝦！！
ところで、乾焼ということは、「汁が少ない、」という意味があります。
だから、中国のエビチリは、日本のエビチリとちがって、たれはちょっぴり！
そのぶん、海老が主役！というものになります。
だから、たれにとき卵も入っていないし、なんと長ネギのみじん切りさえ見受けられません。
そもそも ねぎが使われていないのです！
このエビチリは 衝撃的に美味しかったです！！
自分が良いと思っている常識以外にも、すばらしいものが世の中にはあるのだ！と気づかされた逸品。
このエビチリには、甘酒に似た、隠し味が入っているのです。
その隠し味が いい仕事してくれていて、たれのうま味がなんとも深い。
とてもおいしいたれに包まれたエビチリでした！
お次は
前菜にもデザートにも使える、甘い料理。
蓮根餅。（桂花糯米藕）
辛子蓮根ならぬ、もち米が蓮根の穴に入ったデザート
なつめや クコの実と一緒に煮られて。
桂花のシロップがかけられています。
もっちりと、しゃきしゃきのハーモニー！
そして、なんと！あこがれの くるみの飴掛けの作り方も習ったのです！
油で揚げないで作れる方法を習ったので、気軽です！
しかも、みなさまにお土産となりました！
カリッとしていて、感動～！
中国のおせち料理がこんなに美味しいだなんて！
美味しいものづくしの レッスンでした！
シャウウェイ先生のレッスンは いつも サービス精神がたっぷりなのです！
来月のレッスンも楽しみです！！