今日は、テーブルアリスの 特別な企画!
美食会でした!
場所は神楽坂のラ・トゥーエル。
このお店は、私が大好きなサロンの、テーブルアリスの竹内先生のパートナーである、コンディアサミさんの行きつけのお店。
そこへ、テーブルアリスの先生方やメンバーの何名かが、伺いました。
コンディアサミさんがプロデュースすると、必ずといっていいほど、シェフの方は本気をだします。
彼女がただものではない美食家だということがわかっているからです!
なにしろ、コンディアサミさんは、プロと一緒に山へ入ってきのこや山菜を摘みに行き、台湾茶のために台湾茶園にいき、自分のセカンドハウスの庭は湧水と山菜であふれている、本気の美食家なのですから!
本日、光栄にも近くのお席に座ることができたので、とても興味深いお話をきくことができました。
そんなコンディアサミさんのご尽力もあり、このたびは、雷鳥(らいちょう)をいただけるとのこと。もちろん日本の雷鳥ではなく、スコットランド産です。雷鳥は、私には初めての経験。
コンディアサミさんが、シェフをご紹介してくださいました。
シェフは大学でフランス語を身に着け、フランス料理の道へ進まれた方。
素敵なシェフから伝わる情熱!今日のお料理に期待が高まります。
テーブルアリスの竹内先生が乾杯のご挨拶。
チャーチルが毎日飲まれていたPOL ROGERで乾杯。
クラウンの紋章はイギリス王室御用達の印。
乾杯のとき、グラスを合わせないのも マナー。
みなさまで、グラスをかかげ、乾杯を伝えあいました。
優しい竹内先生のおかげで、ふんわりとした 優しい時間が流れます。
テーブルに置いてある、本日のお料理のメニューに書いていない前菜が3つもでてきました!
レモングラスのアイスクリーム。
緑色は 抹茶です。
お口をすっきりとさせて スタートです!
新玉ねぎのムースと、トマトのクーリーのソース。
クーリーとは、裏ごしされた野菜のドロッとしたソースのことです。
想像よりも複雑な味に 感動をおぼえます。
子牛の肩肉のクロケット。お米と一緒にクロケットになっており、クローブとパセリの香りを感じます。なんて美味しいんでしょう!
お料理とあわせたワインが提供されていきます。私は少しだけ入れていただくことにしました。
メニューカードにかかれた、前菜が始まりました。
6種類の貝を楽しみます。
1時の場所は、赤貝、柚子、うど。
3時の場所は平貝、白板昆布、トマトがミルフィーユのようになっています。
5時の場所は白ミル貝、焦がしキュウリ、生姜、キャビア
7時の場所はつぶ貝、ポロネギ、ガーリック
11時の場所は北寄貝、フランボワーズ、ういきょう
中央は、蛤とすだちとバルサミコです。
貝が大好きな私は、「貝って てっきり お醤油で食べるのが 美味しいものだと思い込んでいたけれど、こんなにおいしい食べ方があるのだわ・・・。」と感激した一皿でした。
次のワインはこちらです。
ロワール産 白アスパラの燻製ムニエルと 蛍烏賊
モルジブフィッシュのブイヨン仕立て
ソースが白濁しているのは、ジャスミンライスのおかゆが入っているから。
白アスパラの燻製は、想像以上に美味しくて、うなりました。
モルジブフィッシュの味がかつおぶしを思わせて、とても美味しいお料理です。
モルジブフィッシュはスリランカカレーで使うことがあり、日本では鰹節で代用することもあるほど、味が似ています。
こちら(次の写真)が、モルジブフィッシュです。
ちょっと、つまんで食べてみました。
鰹節のように、硬く、乾いていて、お味もかつおぶしに よく似ていました。
次の白ワインです。お料理にあわせたワインがペアリングされていきます。
次もお魚料理。
金目鯛の鱗焼焼き 春キャベツと新玉ねぎ 桜エビのフリット添え
新タケノコや、春キャベツ、桜エビなど、春の味が満載です。
美味しさを文章にするのを放棄したいほど、言葉では言い表せられないほど 美味しかったです。
次はお肉が始まります。
赤ワインです。
ロゼ―ル産 子羊背肉のロティ グリーンカレーの香り
ココナッツとミント風味のバスマチ米
このお料理は、右の手前の自家製のグリーンカレーソースと、ラムを一緒にいただきながら、バスマティライスをいただくと、おくちの中でグリーンカレーが味わえるお料理。
小羊の火入れが秀逸で、そのまま食べたい衝動にかられつつ、グリーンカレーソースとも一緒にいただきました。
さあ、いよいよ、お待ちかねの雷鳥です。
ワインはこちらをあわせます。
スコットランド産雷鳥のロワイヤル
アップにしてみましょう。
雷鳥には、金箔がのっています。
本来は金塊のように金を全面に張り付けて仕上げるのだそうです。
今日は、お客様をお待たせしないために、簡易バージョン。
でも、お料理をあたたかくいただくためなのです。
奥にあるのは、紫芋のニョッキ。
手前にあるソースはりんごと西洋わさびのソース。
さあ、雷鳥をいただきます!
初めてのお味です。
食感は牛ほほ肉のように、やわらかく繊維を感じます。
そして、マトンのように、肉としての味が濃いです。
でも、同じ味は食べたことがありません。
ジビエを感じる、深い味わいはあるものの、決して獣くさくはなくて、いかにもワインにあう味です。
ワインと、雷鳥と西洋わさび、パンを行ったり来たりしながら、ニョッキをいただいて、美味しさの無限ループを楽しみました。
こんなに、めずらしいものをいただけるだなんて、さすがテーブルアリスの美食会です。
キャラメルのクリームのかかったパッションフルーツのプレデセール
デザートです!
マンゴーのデクリネゾン。
この美しいお花のようなマンゴーに感激!
そして、茶色い美しいお花も食べることができます!
さて、パーティーも盛り上がりをみせたころ、竹内先生が、サプライズで、生徒様に花束をお渡しくださったのです!なぜだと思われますか?
なんと!
竹内先生の生徒様が東京ドームテーブルウェアフェスティバル2022で 最優秀賞を受賞なさったからなのです!!
こちらの、お着物の女性が、最優秀賞を授賞されたのです!
とても 謙虚な方で、そんなことは 一言もお話にならなかったのです!!
先生のフェイスブックにご紹介されていたことを引用させていただきますと・・・。
テーブルウェアフェスティバル2022『お酒を愉しむ』テーブルコーディネート部門でALICEのADVANCEクラス受講中の影森幸代さんが最優秀賞を頂きました。
今年は例年より更に狭き門。入選展示されたのは僅か10作品のみでした。その中で初の展示での最優秀賞は本当に素晴らしい快挙です。
とのこと!!
あの、東京ドームの、祭典で、最優秀賞をいただくなんて、本当にすばらしいこと!!
この作品に見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
(上2枚の画像は先生のフェイスブックからお借りしました。)
この作品は、タイトルが
夫とふたり 夏越の禊に 無事を祝う
なんて、夫婦愛に満ちた、素敵な作品なんでしょう!
それに、希望のあるタイトルは コロナ禍の気持ちを元気づけてくれる あたたかいタイトルです。
そして、この鮎は手作りのクレイ作品なのです。
ラディッシュさえも。
ひんやりした水色があるにもかかわらず、あたたかな作品ですね。
そして、ご本人も、とても優しい笑顔が印象的な あたたかな素敵な方でした♡
飲みものは ファーストフラッシュの紅茶を選びました。
紅茶に詳しいパティシエの方が 詳しい説明をしてくださいました。
ほうずきと、スターアニスのきいたマドレーヌをいただいて・・・。
最後には、くじを引いて、なんと!私はテーブルのお花を当てていただきました!!
うれしい!!ありがとうございます!!
こちらのお花です♡画像は先生のフェイスブックからお借りしました♡
惜しくも当たらなかった方にもプレゼントがありました♪
そういうところも、竹内先生のテーブルアリスならでは なのです。
素敵なパーティーが終わりました。
退席のときはナプキンを左にかるくたたんで置くのがマナー。
最初から最後まで、先生のあたたかな空気に包まれて、シェフの美味しいお料理と、ソムリエの方の素敵なワイン、パティシエの方の手の込んだデザート、コンディアサミさんのコーディネートという、総合芸術の時間を満喫いたしました。
本当にごちそうさまでした!
次回は、竹内先生の5月のパーティー講座に申し込みました。
山菜を楽しむパーティー講座。
とても楽しみにしています。
テーブルアリスは こちら・・・。
ラ・トゥーエルは こちら・・・。