暮しの手帖社の「ロイヤルホテルの家庭料理」という名著があり、その中のハッシュドビーフはとてもおいしい。
昨今はいろいろとインスタントのルーなど便利なものもあるのですが、このお料理は、ホテル直伝とはいえ、家庭むきにしてあるので、簡単。おいしいので我が家では、よく作ります。
この名著。とても古い本で、もう絶版なのです。このレシピを一人でも多くの人に知っていただきたいと思って、私なりのレシピでご紹介させていただきます。
盛りつけが下手でごめんなさい💦味はロイヤルホテル直伝だから大丈夫です!
私は、バターライスと、フィットチーネを添えます。この2つのレシピは明日、ご紹介しますね。
もちろん白いごはんでも大丈夫です。
今日はハッシュドビーフの作り方。
ハッシュドビーフ
材料 4人分
牛ロース薄切り 300グラム あとで切るので切り落としでも大丈夫です。柔らかいもの。
玉ねぎ 小さめのもの2個 半月切りにするので、大きいと長くなって食べにくいので💦
マッシュルーム 生 12個
デミグラスソース 1缶 ハインツなど。スーパーに売っています。
トマトジュース 200cc 紙パックが使い切りで便利です。私は食塩無添加を使います。
トマトケチャップ 100cc 私はトマトが濃いタイプを愛用。
赤ワイン 100cc ミニ瓶のタイプで大丈夫です。
ブランデー 大さじ1×2回
バター 大さじ1×4回
パセリ 適量 みじん切り
ほかにバターライス、フィットチーネ。(こちらは明日、作り方をのせますね。)
作り方
1.ちょっと深めの中鍋を用意。ドミグラスソース、赤ワインを入れてしゃもじでまぜて、トマトジュースも加えて火にかけ、沸騰したら火を弱め、アクをすくう。
2.アクがういてこなくなったらケチャップを加え、弱火で10分ほど煮て火をとめる。
3.玉ネギは縦半分に切ってからよこに2~3ミリの半月形に切ります。食べやすい長さがよいので、長すぎるものは半分の長さにしてもよいです。
4.マッシュルームも軸を綺麗にととのえて切りおとし、薄切りにします。
5.フライパンにバター大さじ1を入れて玉ねぎを炒めます。薄く色づくくらいがよいです。色づくと甘味がでます。でも、キャラメル色になるまで炒めてしまうと玉ねぎの食感がなくなってしまうので、あくまで玉ねぎは具になるくらいの炒め具合で。炒められたら、2の鍋に入れます。
このくらいかな・・・?(ちなみに、こちらはレシピの倍量つくっています。)
6.同じフライパンにバター大さじ1を入れて、マッシュルームも強めの火で手早く炒め、2の鍋に入れます。
7、牛肉はひろげて、一口大に切ります。炒める直前にかるく塩、胡椒をします。ソースの味がしっかりしているので、塩はうすめで大丈夫です。
8.フライパンにバター大さじ1を入れて、中火で7の牛肉の半量を炒めて、色がかわったらブランデー大さじ1をふりかけて鍋をコンロに傾けてフランベする。ものすごい火柱なので、やけどや火事に注意です。(私は社宅時代にフランベで火災警報器を鳴らしちゃったことがあります💦当然火事にはなっていないのですけど、警報器って敏感なんですね~💦今の家ではなぜかフランベでは警報器が鳴らないのです。設定が違うのかな~。)火が消えたら、2の鍋に入れます。同じことを2回行います。フランベは怖かったら、やらないでもおいしいですよ。ブランデーがあれば入れてフランベなしとか。
9.2の鍋をあたためて、味をみて塩や胡椒などで調えます。煮すぎると味も濃くなりますし、肉もかたくなりますので、あたたかくなったら、すぐにもりつけます。
10.あたためた皿にバターライスと、バターであえたフィットチーネを盛りつけて、ハッシュドビーフをかけます。パセリを振ってできあがり。
このハッシュドビーフは、甘さの奥にブランデーの香りとにがみがほのかにただよいます!
でも、お財布のひもをしめたいときは、入れなくてもおいしいですよ♪
さすがロイヤルホテル!!
今のリーガロイヤルホテルです!
ハッシュドビーフのよいところは、事前につくっておいて、作りおきができるところ。
冷蔵、または冷凍しておけば、必要なときに、あたためるだけですぐに提供できます!
バターライスも冷凍可能。レンチンですぐに提供できます。
お客様をお招きして自分もおしゃべりしたいとき、あたためるだけでOK!
お留守番料理にも最適です!便利なので、私は作るときは倍量つくって冷凍しておきます。
一人暮らしの方は4人分作って、容器に一人分づつにわけて、冷凍しておくと、思いついた日にチンして食べられて便利です!