西京焼き・・。それはお魚を西京味噌に漬けて焼いたもの。
ちょっと粕漬みたいなかんじなんだけど、(どちらも麹が入っているわけだから・・。)ちょっと甘めでおいしい。
しかも、実はとても簡単に作れる。食べるのは次の日になっちゃうけど、次の日は焼くだけ。
ぜひ、トライしてみてください。
西京焼き
材料 3~4枚分
銀鱈の切り身 3~4枚 (鰆(さわら)もおいしいです。鰆の切り身3~4枚でも。)
西京味噌 200グラム 量りがなければパックに書いてある量からだいたいの目分量でOK
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ2
作り方
1.魚の切り身の両面に軽く全体に塩をふります。焼き塩のように細かくふれる塩が便利です。30分から1時間ほどおくと水分がでてきます。私は、ここで表面を流水で軽く洗っています。あまり塩辛くならないように。水分はキッチンペーパーで拭き取ります。こうすることでくさみもとれますし、味噌床に水が出すぎるのを防ぎます。
2.調味料をタッパーで混ぜ合わせます。そこへ1の魚を入れて、切り身の上下にまんべんなくまぶします。ゴムベラを使うとやりやすいです。
3.蓋をして冷蔵庫に入れて一晩から2日くらい漬けたものを取り出します。味噌床はまだ何回か使えますので、魚のまわりの味噌床はゴムベラなどでタッパーにもどしましょう。ゴムベラで取り切れなかった味噌は、切り身を流水で洗っておとします。
4.西京焼きはふつうの焼き魚より焦げやすいです。普段の火加減よりちょっとおさえめの火にして(中火に近い強火)グリルで焼きます。
片面焼きグリルの方は盛りつけるとき上になるほうを下にむけて熱くなった網に置き、普段より短めの3分で裏返し、3分焼いたら様子をみてください。焼き加減を調整し、いい焼き色になったら出来上がりです。焦げだすと急に真っ黒になってしまうので、こまめにチェックしてください。
両面焼きグリルの人は盛りつけるとき上になるほうを上にして熱くなった網に置き、6分焼いたあたりで様子をチェックして、そのあと焼き加減を調整し、いい焼き色になったらできあがりです。
鰆を使った場合、さっぱりした魚なので焼きすぎに注意しましょう。魚の水分が減るとかさかさになってしまいます。冷めても固くなりますので、焼きたてを召し上がれ。
*味噌床はまだ何回か使えます。薄まっているように感じたら、塩や砂糖や西京味噌を少々加えてあとは2回目も同じように作ってください。味噌床の色が変色したり、風味がわるくなっていっているようでしたら、廃棄してください。
*2日漬かったら、とりだして味噌が多少ついていてもよいのでそのままラップに包みます。冷凍か冷蔵でジプロックに入れて保存しておきます。焼くときは洗って同様です。魚なのでお早く召し上がれ。