数日前、仕事中に腰を痛めてしまいました
最小限の人数で仕事をしているので急に抜けることもできず…その日は気合いだけで乗り切りました
仕事を終えリュックを持って退勤しようとすると…
どうにもこうにも動けない
荷物を持たなければ歩ける状態
2kgに満たないリュックが石臼のように感じました
心優しい同僚がリュックを運んでくれたので分かれ道で通路の端っこに置いてもらい、そこで考えることにしました
…さあ、ここからどうしよう?
今日は夫が早く仕事終わると話していたことを思い出し電話をしました
荷物を持って動くのが難しいことを伝えると
既に飲酒中なので運転は無理だから
息子を(車で)迎えに行かせようか?との提案が…
…冗談でしょ?
免許取得してから数度しか運転していないペーパードライバーですけど?
タクシー乗るか?
でも荷物を持ってタクシー乗り場を探すのは難しい
幸いさほど遠くない現場だったので電車に乗れば30分も掛からず帰宅できそう
「それならいいや、なんとか電車で帰る…」
と伝えて電話を切りました
電車乗り場はすぐ近くでしたがリュックを持つとやはり腰が立たなくなるため、いつも持ち歩いている鎮痛剤をその場で内服しました
そして時間をおいてからリュックの持ち方の研究を始めました
背負うのは一番無理っぽい
前に抱えるのも難しい
腕の力だけで持ち上げて右に抱えるのはいくらか良さそうだけど長時間は無理っぽい
痛くなって荷物を下ろしたときにまたその体勢に戻すことは…果たして可能だろうか?
わからないけどとにかく進むしかない
(せめて、この荷物を運んでくれる人がいればいいのに…)
かなり時間をかけてやっとの思いで帰宅すると
玄関先には夫の姿
「心配だから迎えに行こうと思って」
…遅くね?(心の声)
その時は無事に帰宅できた安堵感で胸がいっぱいだったため気づくことができなかった気持ちがあります
悲しみと失望です
勤務交代し自宅療養している今、腰の痛みはだいぶ楽になってきましたがそれとは逆に日を追うごとに膨らんでいくそれらの気持ち
以前なら即、駆けつけてくれた
今でもこれが息子とか娘だったら間違いなく駆けつけたでしょうね
迎えに来てと言わないと迎えに来てくれないくらいの存在になったんだろうから仕方ないけど
わかりやすくてある意味スッキリしました
布団だと起き上がるの大変で一時的にソファーで寝ているのですが…
隙あらば場所を奪う猫がかわいい